コニスポ!

Masahito Konishi [tailor]

BESPOKE TAILOR DMG,Made to
Birthday : 1969/7/29
Hometown : Osaka Japan

2008/07/27

オリンピック特集金メダルについて

近代オリンピック百数十年の中で
日本人が初めて金メダルを獲得したのは
1928年のアムステルダム大会の
三段跳びの織田幹雄選手からです。

今年でちょうどそれから80年となる。

その80年間で83人と11組が
積み上げた金メダル総数114個
(北京オリンピック開幕前2008年7月現在)

競技別に分けると
柔道が31、体操28、レスリング22、水泳18、
この四競技で全体の9割を占めている。


また同一種目で日本が
3連覇しているケースが結構あるのを
ご存知だろうか?

まず先ほどの三段跳びの織田幹雄選手に始まり、
1932年ロサンゼルス大会の南部忠平選手、
1936年ベルリン大会の田島直人、

また同じく1928年からの3連覇は
水泳の男子200M平泳ぎの
鶴田義行の2連覇後、
ベルリンでも葉室鉄夫選手が金。

さらに男子体操では
個人総合と鉄棒、つり輪の3種目、

レスリングではバンタム級で、

男子柔道では中量級、

そしてアジア人初の1人で3連覇した
我らが野村忠宏選手です。

また1960年ローマ大会から
1976年のモントリオールまでの
男子体操団体の五連覇ってのもある。

1980年のモスクワ大会
不参加が無ければもっと記録が
伸びたかもしれない。

あるスポーツ雑誌で単純に
日本の人口から金メダル数を割り
約112万人に1人が金メダルという
計算方式でのってましたが、
余りにも間違い過ぎた計算です。

何故なら80年間に
積み上げられた数ですから、
その方々の3割以上は故人であり、
競技現役年齢も考慮しないので
あまりにその計算方式は単純過ぎます。

ですから80年間の出生と死亡を調査し
延べ人口を出してから
考えていかないといけないのです。

間違いなくその112万人に
1人ってデータの数倍は難しいと思います。

また連覇となればもっともっと難しく、
1人で3連覇を果たした野村忠宏選手や
北京で3連覇を目指そうとする
谷亮子選手は天文学的な
数字のうちの選ばれた1人だと言えます。