またすごい男に出会った!
先日、偶然にも、とあるイベント会場でストリングスのみのアンサンブル演奏を聞く機会がありました。
その中にただ一人、コントラバス奏者がいました。
とても太くて優しい音でアンサンブルを包み込んでいて、非常に感動したものの、その奏者が誰かも分からず、話しかけるタイミングもなくイベントは終了。
帰りの電車の中で、彼の音を思い出しながら、どうやったらあんな音が出せるのか見当もつかず、とりあえずタバコでも吸おうと思い、新宿駅で地上に上がったそのとき、目の前をコントラバスを担いだ男性が通り過ぎました。
「間違いない、今日のあの人だ」
と思い、人混みの中、とっさに後をダッシュで追いかけ
「すみません!僕もコントラバス弾くんですが、どうやったらあんな音が出せるのか教えてもらえませんか!」
と失礼を承知で声をかけました。
中略
とりあえず、お互い腹が減っていたので晩飯を一緒に食べることに。
彼は、佐々木大輔というプロのクラシックコントラバスの奏者でした。
年齢は自分よりひとつ上。
新宿の鉄板焼きの店に入り、お互いの自己紹介みたいなことから話しはじめました。
彼はたまにエレクトリックベースも弾くこともあったり、ジャズが実は大好きだったりと、話題が途切れることが一度もなく、クラシック、ジャズ、ロックのCDやライヴの話、楽器や機材の話を沢山しました。
そんなこんなであっという間に仲良しになり、昨日彼の家に行ってきました。
もちろん稽古をつけてもらうため。
やはりプロのクラシックの奏者の実力は生半可じゃなく、驚きと感動の連続でした。
かなり勉強させてもらいました。
なんか、このブログに登場するベース弾きはいつも年齢が一つ上だ…
同じ世代に素晴らしいベース弾きが沢山いて、良いのか悪いのか…
いや、良いに決まってます。
おれももっと修業するでー!
ではまた!
SHIN