THE 師匠!
この写真の人が、このブログでもしょっちゅう名前の出てくる、僕の尊敬する師匠の納浩一(おさむこういち)さんです。
27日に納先生の主催のジャズのジャムセッションに参加してきました。
「ジャズを演奏できるようになりたいなら、とにかくジャムセッションに参加すること」という先生の教えもあり、最近は時間があればセッションに積極的に参加しています。なかなか納得のいく演奏が出来ず、悔しい思いばかりしていますが、この繰り返しこそが力になると信じてやっています。
つい先日、先生が執筆した本が出版されました。その名も
「ジャズ・スタンダード・バイブル」
いわゆる、「スタンダード本」というやつで、ジャズのスタンダード曲のメロディとコード進行の譜面が200曲以上掲載されています。
これまでにもいろんなスタンダード本が世の中にはありましたが正直、問題点が沢山ありました。その問題点が全て改善され、さらにわかりやすくなっています。
例えば、曲によっては何パターンもコード進行があるものも非常に多く、そのあたりもちゃんと掲載されているし、知らないとジャムセッションで困ってしまうイントロやセカンドリフなどもわかりやすく書かれています。
さらに極めつけは代表曲の「模範演奏CD付」
これには参りました。
この本をきっかけに、ジャズを演奏する人が増えるんじゃないかなと思います。
このブログを見ている人で、ジャズの演奏をしたいという人が何人いるかわかりませんが、楽器をやっている人で少しでもジャズに興味がある人は是非手にとって、そしてこれを持ってジャムセッションに行ってみてはいかがでしょうか?
こういう本があればいいなと僕自身も思っていた矢先に、まさか自分の師匠が執筆するとは驚きです。
先生の豊富な音楽知識と現場での経験が生み出したまさに「バイブル」です。
納先生と出会ってもうすぐ10年、追いかけても追いかけても僕よりも速いスピードでどんどん先に行ってしまいます。
こないだのJ-WAVEのクリスマスライヴで僕も初めて「エレクトリックベースとアコースティックベースの持ち替え」に挑戦しました。まさに10年前にbirdのライヴビデオで納先生の姿を見たときからずっと憧れ続けたスタイルでした。
似て非なる2つの楽器を自在に持ち替え、どちらでも強力なグルーヴでバンドを支え、牽引する。簡単なことではありません。
実際かなり反省点も見えました。この先も何度も何度も試行錯誤する必要があります。
とりあえず僕も「二刀流スタイル」の第一歩を踏み出すことが出来ました。30歳になるまでにギリで間に合いました。来年からは積極的にアコースティックベースをライヴに取り入れたいと思います。
どうなることやら。。。
ではまた。
SHIN