ふたたび
ずっと観たかった映画「ふたたび SWING ME AGAIN」をやっと観れた。
涙が止まらない。
よかったら観てみて下さい。
渡辺貞夫さんが出てきて一緒に演奏するシーン、ほんとにシビれた。
あー。神戸いきたい。
SHIN
ずっと観たかった映画「ふたたび SWING ME AGAIN」をやっと観れた。
涙が止まらない。
よかったら観てみて下さい。
渡辺貞夫さんが出てきて一緒に演奏するシーン、ほんとにシビれた。
あー。神戸いきたい。
SHIN
昨日は31歳のラストライヴでした!
去年、2回ほどサポートさせてもらったコーラスグループ”JULEPS”のアリオくんのソロライヴでした。ソロとしては初のワンマンということでこちらも気が引き締まった。アットホームな空間が彼の独特の優しい歌声に包まれて、素晴らしいライヴだったと思う。
ギター兼バンマスはヤスメイヤーこと中嶋康孝。この一年で何回一緒にライヴしただろうか。音楽に対する情熱とか、共鳴する部分が多いのでいろいろと話が早い。
そして、昨日プロ野球が開幕した。カープは逆転負け。今日は勝つ!!
みたい映画があって、、「ふたたび SWING ME AGAIN」って映画。渡辺貞夫さんも出演してて。でも近所のTSUTAYAには置いてなかった。
昭和30~40年代の日本のジャズシーン。なんかすごく好きで。本とか写真とか、鈴木淳先生(コントラバスの師匠)の話とかでしか知らないのだけど、戦後~高度経済成長で日本中が必死で生きてた時代、そういうときの音楽ってエネルギーに満ち溢れてて好きなのです。
最近、自分の周りのロックミュージシャンの間では、バンドの解散、活動休止、メンバーの脱退などのニュースが絶えない。久しぶりに会った友達と話をしても、メジャーレーベルや事務所から契約を打ち切られたとか、あまり喜ばしいニュースは少ない気がする。
寂しい気持ちになることも多いけど、人生いろいろ、バンドもいろいろ、そういう困難とも戦っていかんにゃならん!そんなときこそ、そのエネルギーが素晴らしい音楽を作っていくはず。
エネルギー振り絞って、やってやろーや!
ま、今日はこの辺で。
SHIN
ずっと調子悪かった自宅のCDプレーヤー。CDを入れても読み込まないという状況が続いていた。だからiPodやパソコンをオーディオに繋げて音楽を聴いていたわけ。まあ、特に困ることはないのだけど。
で、そのことをすっかり忘れてこないだCDを2枚ほど買って帰ってしまった。なんかね、ジャズのCDとかビビるくらい安くなってて。ひとりのリスナーとしては当然嬉しいのだけど、ミュージシャンとして、つまりCDを作って売る方の立場からすると、改めてこのCD大不況時代を嘆くばかりなのであります。
アルバム3枚で¥2,000セール!とかね。おっ!ラッキー!と思うのは一瞬で、次の瞬間、いやいや安過ぎますってちょっと!!みたいな。そうでもしないと売れないっていう現状。
考えてみれば自分もちょっと前に比べて格段にCDを買う量は減っている。うーん。。。
でもやっぱりCD買うと嬉しいし、一分でも早く家帰って聴きてー!ってなるわけで、そんな少年のような高ぶった気持ちで自宅のCDプレーヤーを目の前にした瞬間、凍りつく。
うわ。そうじゃった。プレーヤー壊れとった。。
そこで思い付くのはやっぱり、パソコンなりiPodなりに取り込めばいいじゃんってことなんだけど。いや、それじゃレンタルしてきたのと何にも変わらんと思い、意地でもCDプレーヤーで再生しないと気が済まなくなった。
ダメ元でプレーヤーにディスクを入れてみる。やっぱりダメ。読み込んでくれない。再度チャレンジ、やっぱりダメ。チャレンジ、ダメ、チャレンジ、ダメ、チャレ…
ちくしょう。悔しい。
しかし、そこで自分でプレーヤーを分解して修理するなんて技術なんてあるわけがない。
そこで最後の悪あがきで、CDを入れるトレーの中を”フーフー”してやった。息を吹きかけて中のホコリを飛ばすという、少年時代にファミコンで培った必殺技を使った。
はははは。なおった!!!ファミコン世代をナメんじゃねー!!!
まあそれで、無事に平和にCDが聴けたとさ。
ちゃんちゃん。
ちなみにこの日に買ったCDは
ハンクモブレーの「WORKOUT」
チャールズロイドの「Forest Flower」
どっちもかっこええ!!
まあ確かにiPodとかパソコンで音楽を聴けるのは便利この上ないんだけど、便利過ぎてすぐ別の曲にしちゃったりとか、なんかゆっくり聴けないってのもありますね。
やっぱりCDなりレコードなりをわざわざ棚とかダンボールから探して持ってきて、セットして…っていう手順って結構大事なのかも。自分でお店を回って探し当てたアルバムとかなら尚更。
当然だけど、CDやレコード、特にアーティストのオリジナルアルバムは芸術作品なわけだから、その作品を通してじっくり聴いて、その時期にそのアーティストがどんなモノを作り、そこにどんな狙いやアイディアがあるのかを感じ取ったり、歌モノなら歌詞をじっくり噛みしめたり、楽器演奏のかっちょいいところにシビれたり。
単純に音楽としてももちろん、「芸術作品」としてそのアルバムを楽しむってのはやっぱりいいもんですね。確かにライヴやレコーディングの仕事のときに事前に曲を予習復習したり、原稿や譜面を書くときにいろんな曲を聴き比べたりするにはパソコンやiPodは非常に便利ではあります。何万曲の中から瞬時に曲を選び出せて、好きな部分から再生できる。実際に仕事では非常に助かってはいます。
だから一枚のアルバムをじっくりアタマから最後まで聴いて楽しむっていう、以前は当たり前のようにしていたことをめったにしなくなったのは自分だけではないはず。特にミュージシャンは。
でも、もっと若い世代、例えば10代の人たちにとってみればその便利さが当たり前なわけですもんね。アルバムをフルでじっくり聴いたりとかは以前より格段に減ってきてるのかも知れない。特別好きなアーティストは別として。ちょっと興味持ったくらいじゃCDまで買わないだろうし、YouTubeで下見してダメならアウトだし。実際にリスナーとしての自分がそうなりかけてるわけだから。
だから作り手の自分たちとしたら、やっぱりひとつの作品としてじっくり聴きたいと思ってもらえるようなモノを作っていかないといけないし、そう思われるだけの魅力を持ったミュージシャンでいることが必要なんだってことを改め感じさせられるわけなのだ。
というわけで。また。
SHIN