河原 真 OFFICIAL BLOG [Simplicity & Fortitude]

Shin Kawahara [musician]

Bassist
Birthday : 1981/4/1
Hometown : Hiroshima Japan
2013年5月

2013/05/24

町田Nica's 2回目!

こんにちは。

昨日は町田Nica'sでの2回目のライヴでした!

今回のメンバーは

河原真 acoustic bass

新井一徳 tenor & soprano sax

神村晃司 piano

望月純 drums

というカルテット(4人編成)でした。

セットリスト

前半

There Will Never Be Another You

I'll Remember April

Scrapple From The Apple

I'm Old Fashioned

Out of Nowhere

Shiny Stockings

後半

Airegin

Days of Wine and Roses

Blue Bossa

Bluesette

Straight, No Chaser

アンコール

Confirmation

こんな感じでした!

今回は2回目ってこともありだいぶ落ち着いてできたし、とにかくすごく楽しかった!

ピアノの神村さんはサックス新井くんの紹介で今回共演することになって、ライヴ始まる2時間前に初めて会いました。リハーサルもいい雰囲気だったし、本番でも素晴らしいプレイをして下さいました。

ドラムの望月純くんは3月に彼主催のライヴで共演して以来2回目。彼も素晴らしい演奏をしてくれました。

そんなわけで、人生2回目のジャズライヴとなりました。少しずつだけど、ジャズを演奏する楽しさが深まってきたように思います。本当に少しずつだけど。

もちろん、まだまだジャズの壁は厚くそして高い。一歩一歩やっていこうと思います。

継続は力なり。

「乗り越えた壁はいつか自分を守る盾になる」

って誰かが言ってました。

また町田や他の街でもやりたいと思います。

聴いてる皆さんもこちらのメンバーももっと楽しんでもらえるようになればいいなと思います。

今回、来てくれた方、激励のコメントなどくれた皆さん、本当にありがとうございました!

SHIN

2013/05/04

19

今日、5月3日でベースを弾き始めて丸19年になった。



1994年5月3日、中学二年生になって間もない頃の5月の連休の初日。あのとき確かに自分はベースを弾き始めた。結果的にあの日のあのときがベーシスト河原真の誕生の瞬間だったことは間違いない。


なぜ音楽を?なぜベースを?とかよく聞かれることだけど、理由はひとつじゃないと思う。

友達の影響とか憧れとか、いろいろあると思う。


今になってあの頃のことをよくよく思い出してみると、やっぱり何かひとつ自分の武器が欲しかったのだと思う。これをやらせたら誰にも負けないようなもの心のどこかで求めていたのかも知れない。その背景はいろんな経緯がある。



小学校を卒業して、生まれ育った島を離れ寮生活を始めた。家族と離れて暮らすのは想像以上にキツかった。環境の違いにも翻弄された。寮内での先輩後輩の上下関係も厳しかったし、寮生の指導をされる先生も厳しい人たちだった。寮は学校の敷地内だったし、週末や連休に実家に帰省する以外はずっと学校の中だった。もちろんそのラクではない暮らしの中での経験は今となっては大きな財産だけど、あの当時は地獄にすら思えた。


そんな毎日の中に希望の光が射し込んだ。それが音楽やベースとの出会いだったと思う。


毎日毎日、音楽のことで頭がいっぱいだった。


初めて人前で演奏したのはそのちょうど一年後の学園祭。あの興奮は忘れられない。これをやれば自分は他の同級生や先輩たちよりも輝いていられることを確信したと思う。今思えばただの勘違いだったかも知れない。


ただ、そのあともしばらく続く"勘違いの連続"がその後の人生を大きく変えたことは間違いない。



その後、ますます音楽への情熱はヒートアップしていった。楽器屋で知り合った他校の先輩たちのバンドに入れてもらい、中学を卒業する頃から広島市内のライヴハウスにも出演するようになった。



高校に上がってからもエスカレートする一方。ライヴハウスにはほぼ毎月出演した。一年生の夏、コンテストでベストベーシスト賞を受賞した。翌年のコンテストではバンドでも勝ち上がり、二年生の秋には全国大会で東京に渋谷公会堂のステージにも立つことができた。



この頃にはもう、自分の進む道ははっきりと決まっていたと思う。




高校を卒業したら東京に出てミュージシャンに、プロのベーシストになろうと決意していた。



と、こんな感じでスタートした音楽人生。



昔も今もいろんな人に支えてもらって応援してもらって、沢山迷惑や心配かけて。。。なんとかまだ続けることができてます。いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。




また気が向いたら、このあとの上京した頃の話も書きたいと思います。以前はROCK'A'TRENCHの携帯サイトでコラムとして書き綴っていたのですが、ご存知の通り急遽サイトが閉鎖してしまいましたから。。。続きを楽しみにしてくれていた方もいたし、自分としても途中ヤメになっていて心残りだったので。まあ、あまり期待せずお待ち下さい。




それではおやすみなさい。




20周年まであと1年!!




shin