ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
May 2013

05/29/2013

職業サッカー選手。


昨日ドイツから日本へ戻りました。

ようやく一息つくことが出来ています。

時差ぼけはありあり。

でも大丈夫です。

日本滞在の前半は、午前中は完全休養のつもりですから。


ところで、スポーツニュースを見ると、日本代表メンバーは合宿が始まっていますね。

海外組は1月始めからぶっ通しでシーズンを戦ってきて、ようやく帰国して数日でまた代表集合。


本当にタフですよね。

もちろん日本代表に選ばれるなんて、望んで叶うことではありません。

だから選ばれる選手たちは光栄と思って戦ってくれるはずです。

そしてサッカー選手を職業にしていられる期間なんて人生の中ではほんの僅かな時間ですからね。


とにかく今回はしっかり勝利して、W杯を確定してきて欲しいです。

オレもスタジアムに行くか悩みましたが、今回は仲間うちでTV観戦にしようと思います。

オレは、もう少し大人しくしておきます。

それでは。

「頑張るときはいつも今」

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05/27/2013

現実エスケープわず。


フォルトナの2部降格が決まり、心にぽっかり穴が空いたような感覚と共に、ショックもあって、デュッセルドルフにいることが苦しかった先週末。

思い立ってブリュッセルへ行ってきました。

無料WIFI完備のホテルを取り、ホテルでフォルトナ通信の原稿を書き、グラフィックデザイナーとやり取りをしていました。

が、場所はベルギー。

それだけでも少し気持ちは楽になりました。

夜はムール貝を食し、翌日はノープランで街を散歩。


せっかくだしベルギーワッフルにがっつく。

クリームの量がハンパねー。


ションベン小僧は、ネイマールのバルセロナ移籍を知ってか知らずか、バルセロナのユニフォームを着てました。

こんなお土産を見つけて、うーむ。

まあ、買うのはやめておきましたがw


そんな感じで1日だけエスケープして、しっかり切り替えてきましたとさ。


まあ、こんなの最悪でもなんでもないさ。

人生生きてればもっともっと辛いことはあるはずですから。


事実は事実。

いかに早く切り替えるかが大事ですもんね。

そんなショートトリップが出来ちゃうヨーロッパ。

素敵ですよねー。


それでは。

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05/26/2013

日本デー2013。


昨日はデュッセルドルフで恒例となっている日本デーというお祭りでした。

心配した天気はなんとかもってくれ、途中少し雨降ったりもしましたが、テント撤収までやり切ることが出来ました。

ちなみにフォルトナは今回で4回目の出店となりましたが、限定のマフラーとTシャツを販売。

寒すぎてTシャツは少し売れ残りましたが、マフラーは逆によく売れました。

ただ最近はこのお祭りは、外国人のコスプレ大会みたいになっちゃっているのが気になるところ。

確かに日本のアニメが人気で、その流れでキャラクターのコスプレが大流行。

元々、この地域にある仮装するお祭りカーニバルの影響もあってか、もはや最近はむちゃくちゃなコスチュームの人も少なくありません。

もはやこれも意味不明。

関取と忍者がくっついたのか??↓

でもまあ、変な形ではありますが、日本の文化を受け入れている人の多さに驚かされます。

舞台の上で柔道や剣道、薙刀などのデモンストレーションをやってましたが、こちらもたくさんの人垣が出来ていたし。

それは素直に嬉しいことでしたね。


とにもかくにも、今シーズンもやりきりました。

フォルトナの15年ぶりの1部でのアドベンチャーは1年で一回終了ですが、またすぐに戻ってこれるように頑張りたいです。

選手に1週間遅れて、これから短い休暇に入りたいと思います。


今年はまだ5ヶ月しか経っていないんだと思うと何だか不思議。

大前選手とももう3年くらいの付き合い気分ですしねw


ということで、今夜ドイツから一時帰国します。

日本滞在中も講演やイベント、取材などの予定がありますが、基本はリフレッシュ目的にしたいところ。

お時間が会う方には、会えれば嬉しいです。

よろしくお願いします。


はー、やっと終わった(_ _).。o○

「頑張るときはいつも今」

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05/24/2013

6月9日(日)MARS CAMP 講演決定。

連続でのご連絡となりますが、もう一つ。

こちらもすでにFBとツイッターではご案内しましたが、6月9日(日)にMARS CAMPという、スポーツをビジネスにしたい方たちのための講演会に、講師として参加させてもらうことになりました。
詳細はこちら↓
スポーツビジネス最前線に触れ、日独の比較、そしてスポーツを産業とするための秘訣をたっぷりお届けします。
という、感じです。
オレのような生き方は、ちょっとイレギュラーですので、皆さんの人生の参考になるとは言い切れませんが、それでもこれから社会に飛び出したいと思っている学生さんらや、具体的にどんなことをしているのか、単純に日本とドイツサッカーの比較などに興味がある方などには、きっと面白い機会になると思います。
モチベーションの高い方々の前で喋るのは気合いが要りますが、その分、手応えもすごく大きかったりして。
そういう意味でも、とても楽しみです。
是非、興味がある方はお申し込み下さい。
よろしくお願いします。
「頑張るときはいつも今」
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6月8日(土)サッカーキング公開インタビュー参加決定。

ブンデスリーガのシーズンも終わり、短いですが、トップチームは夏のオフに入りました。

オレも少し遅れてですが、来週より日本に一時帰国させてもらいます。
今年は、最後は2部降格という結果になってしまいましたが、それでも過去数年と比べても、かなり濃密度が高かったという印象です。
短い滞在ではありますが、しっかりと休養にあて、また来季からの挑戦に備えようと思っています。
すでにFBとツイッターでは情報を流しましたが、そんな日本滞在中の6月8日(土)に、サッカーキングさん主催の公開インタビューに参加させていただくことになりました。
詳細は↓


サッカー文化やサポーターを含めた、ブンデスリーガと日本の違いとは何か? 日本人プレーヤーがドイツで活躍できる理由とは? 日本人が世界で働き、世界で戦うためには、何が必要とされるのか? そんな数々のテーマを、参加者の皆さんの質問も交えて、たっぷり語っていただきます。


とのことです。
あ、そんな感じで語ります!!笑
ちなみにここでのインタビュー内容が、後日、サッカーキングさんの中で記事になるということですので、オレも楽しみにしています。
土曜日の開催ですし、参加は無料なので、是非お時間のある方はお越し下さい。
誰も来ないようなイベントだったら、主催したサッカーキングさんに申し訳ないんで、皆さん、よろしくお願いしまーす^^
こっちはまた10度を切る寒さが続いているので、暖かい日本が楽しみです。
それでは。

「頑張るときはいつも今」
GENGO

05/23/2013

見えなかったものが見えた。


4月からの1ヶ月半、勝てないフォルトナはやはり結構キツかったです。

そして最後の最後のドラマチックな降格劇。

今はすべてを受け入れ、切り替えて頑張ろうという気持ちになっていますが、身体はまだちょっと追いついていないようで。

口内炎が3つほど、オレを内側からイラつかせてますw

ということで必死にチョコラBBで応戦中。

そんな中ですが、オフィスに嬉しい手紙が届きました。

3月にオーガナイズさせてもらった八千代高校の高校生の親御さんから。

しかもこんなにギッシリです!


多感な時期である高校生を相手に遠征を組む以上、彼らやその親御さん、コーチなどの予想を、いい意味で裏切る最高のものにしたいと思っていました。

内容は、最高のものと胸を張って言えるスケジュールを組みましたが、あとは人間と人間の関わり合い次第と思っていましたから。

正直、大前選手のサポートもあり、其の間にも別の作業もあり、毎日顔を出せたわけではありませんが、それでもできる限り全力で彼らに接しました。


ビジネスである前に、彼らの少し前を行く“人生の先輩"として、道しるべになってあげたいという思いもあったかもしれません。


そんな日々から2ヶ月。

ふとしたタイミングで届いた手紙でした。

遠征中にオレのブログに一喜一憂してくださり、今もなお、フォローしてくれているとのこと。

そして帰国後の高校生たちにとって、何らかのインパクトを残すことが出来ているとの話も綴られていました。


人の心は見えないものです。

でもこうやって手紙を書いてくださったことで、内容からだけでなく、その思いが伝わりましたし、見えないはずの心が見えた気がしました。

それだけで、むしろオレの方が感謝しなくてはいけないと感じました。

ありがとうございます。


ちなみにその中にあった一文。

「どこかの予備校の先生が流行るずーっと前に『今でしょ!』って使ってる!しかもドイツで」


なんだか嬉しかったです。

でもきっとこの予備校の先生も、流行るずっと前から使ってる言葉でしょうけどw

さあ、今週土曜日はデュッセルドルフで「日本デー」というお祭り。

フォルトナも出店するので、晴れることを願って。

「頑張るときはいつも今でしょ!」

GENGO

05/22/2013

報告。


先週末の試合をもって、2012/13シーズンのブンデスリーガは終了しました。

フォルトナの最終順位は17位となり、来季は2部リーグに降格することが決まりました。

1年前は15年ぶりの1部昇格にわきましたが、今回は非常に厳しい現実を突きつけられたことになります。


フォルトナのフロントに入ってから早5年、その間にもいろいろありましたが、それでも基本的にはクラブは右肩上がりの成長をしてきたと思います。

事実、2回の昇格を果たして1部に戻って来たのですから。

ですから今回の降格はオレにとっても、初めてと言っていい、ネガティブな結果かもしれません。

しかし、後期は本当に勝てない試合が続きましたし、残留出来なくても納得の結果だったのも事実です。

さすがに週末は現実を受け入れるのにちょっと時間がかかりました。

珍しくブログを書く手が進まず、タイプしては消して、もう少し自分の中で消化してからにしようと思ってたくらいです。


でも起こってしまったことをとやかく言ってもしょうがありません。

どんなときだって、ポジティブに思える要素は探せば、見つかるもんですから。

1年後に1部に昇格するためのカウントダウンはもうスタートしたのです。

今季2部で優勝し、再び1部に復帰するヘルタ・ベルリンのように、フォルトナもここで意地を見せなくては。


確かに1年で再び1部に戻ることがどれだけ大変なことかは分かっています。

気楽に「来年また1部に戻りますー♪」なんて言えないくらい大変ですよ。


でもね、ある方が言ってました。

「でも1部で優勝するより、2部で2位以内になる方が可能性はあるよね」

と。

なんともごもっともな意見ですよ。

そうです、バイエルンやドルトムントとは戦えませんが、逆にいえば、2部にはあんなバケモノ級の強さのクラブはいないのですから。

確かに再昇格だって実現可能に違いないですよ。


今回の経験は、新しい試練です。

今だけを抽出すれば、大きな挫折だったり、壁だとも言えるのかもしれません。

が、それはここだけを見たり、ここで辞めたりするからそう思うだけで、続ければ、すべてが過程の一つになるはずです。

だから信じて続けることですよね。

ブンデスリーガにもJリーグにも昇降格は存在しますし、必ずどこかはこのクジを引くわけです。

ドイツで昇格を経験した選手は細貝選手(当時アウグスブルク)だけですよね。

逆に降格を経験した選手は鄭大世選手(当時ケルン)だけです。


まだまだ選手らもそんなに多く経験出来ていない、この昇降格を、オレはフォルトナと共に両方経験することが出来ているのです。

もちろん、誰だって降格は嫌ですし、すすんで降格したい人はいませんが、それでも経験出来る以上、全身でしっかりと感じて、これをまた将来に向けての財産にしていこうと思います。

ということで長々と書きましたが、とにかく1年間応援ありがとうございました。

そして来季も今年同様の、それ以上の応援をよろしくお願い致します。

ブンデスリーガ日本人フロントの挑戦は、これからも続きますので、引き続きよろしくお願いします。

さあ、前向いて頑張るぞ!!


2013年5月@ESPRIT ARENA


「頑張るときはいつも今」

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05/17/2013

決戦の地へ。


今週末でブンデスリーガ2012/13のレギュラーシーズンは終了します。

優勝はすでにバイエルンで決まり、2位ドルトムント3位レバークーゼンも決定し、出場権も確定させています。

最終節の見所は、CL予選に出られる4位をかけたシャルケとフライブルクの戦い、EL出場権をかけた戦い、そして熾烈な残留争いです。

そしてその残留争いの中にいるフォルトナは、アウェーでハノーファーと対戦です。

チームは水曜日からミニキャンプに入っていますが、オレはこれから後続隊と一緒にチームバスでハノーファーを目指します。


勝てばほぼ間違いなく残留。

引き分けるとほぼ間違いなく入れ替え戦。

負けると、入れ替え戦か下手すると自動降格の恐れもある状況。

緊張感ありまくりです。

こんな経験を、海外の、ドイツの、ブンデスリーガ1部で出来るということを幸せに思いながら全力で戦ってきます。


ネガティブな条件は十分あります。

でも負けると決まったわけではないですから。

きっときっとやってくれる。

やってくれる。

信じろ。

大丈夫。

皆さんフォルトナに少し力を分けてくれ。

では行ってきます。


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05/16/2013

Jリーグ、20歳。


日本にプロサッカーリーグが出来て20年。

今日本ではこのニュースがたくさん聞こえているのでしょうか。

オレ自身はどれだけアンテナを張っても、自分が欲している情報しか入ってこないから、少なくともそう見えます。

実際はどうなんだろう。

20年前、オレは中学1年でした。

Jリーグブームを思春期に全面で感じながら成長したという感じ。

そしてドーハの悲劇やジョホールバルの歓喜も、サッカー選手を夢見る1人のサッカーバカとして、記憶に刻んできました。

そんな時代をモロに記憶して、そして感じてきた世代がオレの前後の世代なんだと思っています。

1歳上が小野伸二選手らスーパースターたちのいるゴールデンエイジで、このJリーグの勢いにのって世界に飛び出した先駆者集団として、尊敬しています。

そして今の代表の中心にいる調子乗り世代と言われた彼らが、ちょうどこのJリーグブームを小学生なりたてくらいで感じたはず。

W杯も98年のフランス大会から記憶にある世代。


日本は93年にJリーグが出来、98年からはずっとW杯に出場してます。

その後中田英寿選手、小野選手を筆頭に世界の舞台でも、日本人選手が活躍する時代に。

そんな環境を当たり前のように見て育ってきた最近の選手たち。

彼らが今、世界にトップの舞台で堂々と活躍する時代になったのです。

ちょっと前を考えたら、本当にすごい成長スピードですよね。

やはりこのすべての進歩には、Jリーグの存在が欠かせないわけで。

国内にプロリーグがあること。

そこが子供達の憧れの場所になること。

それがサッカー文化を作って行くのです。

選手の海外流出が叫ばれる時代にもなってきましたが、Jリーグはまた新たな進化をし始めるはず。

外にいるからこそ、ちょっと違った目線で見ています。


とにかく祖国のサッカー文化の更なる発展に、オレもいつか貢献していけたらいいなと。

Jリーグのスタジアムを、ブンデスリーガクラブのような熱狂に包み込めたら。

最高ですよね。


Jリーグ、こっからが“成人"としての新たなステージです。

これからも楽しみにしています。


「頑張るときはいつも今」

GENGO


05/12/2013

現実。


11戦勝ちなし。

昨日はホームでニュルンベルクと対戦しましたが、先制も虚しく逆転を許し、1-2の敗戦に。

大前選手にもチャンスが来ず、オレもベンチでフラストレーションマックス状態でした。


来週が最終節。

15位フォルトナ(30点)はアウェーでハノーファーと対戦です。

ライバルの16位アウグスブルク(30点)はホームで降格の決まったフュルトと。

17位のホッフェンハイム(28点)はアウェーでドルトムント戦になります。

今日のサッカー番組では、アウグスブルクが勝利して15位となり残留。

フォルトナとホッフェンハイムは敗れ、フォルトナが入れ替え戦へ。

ホッフェンハイムは自動降格、と言われています。


でも負けたくないです。

絶対にいやだ。

現実を受け入れつつ、希望を持って頑張ろうと思います。


「頑張るときはいつも今」

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