ドイツ・スポーツフリーランサー GENGO SETA OFFICIAL BLOG 頑張るときはいつも今

GENGO SETA [SPORTS FREELANCER in Germany]

Fortuna Düsseldorf
Birthday : 1981/1/1
Hometown : Tokyo, Japan
サッカー観戦

11/20/2016

現場主義。

この週末は、7年前(15歳)のころから知ってる選手が、日本からオフを使ってドイツに来てくれたので、サッカー観戦へ。

金曜日の夜はレヴァークーゼンvsライプチヒ。

まさかのライプチヒが3-2の逆転勝ちで、1部昇格イヤーながら、ついに首位に立つという。

レヴァークーゼンはドイツ代表も数人いるのに、ちょっと今年はミスが多いですね。

CLもあるし、調子をもっとあげて欲しいところ。

そして土曜日は、ドイツのナショナルダービー、ドルトムントvsバイエルン!

いやー、ドルトムントの試合は結構見に行ってますが、今回も凄かった。

なんせレベルが高いのなんの。

そしてついにドルトムントが1-0でバイエルンを喰いましたからねー。

試合内容はもちろん、81360人の観客数も圧巻で、サポーターが作り出すスタジアムの雰囲気に、ただただ興奮するばかり。

日本人としては羨ましくてしょうがない。

これがJリーグにあればなぁと毎回思います。


それにしても、やはり現地観戦に勝るものはありませんね。

TVでは分からない心踊るエキサイトが、現場にはある。

やはりボクは、“ムロイさん派”ではなく、“アオシマ派”のようですw


さあそして今日は、フォルトゥナvsザンクトパウリ!

勝利を信じて....

「頑張るときはいつも今」

10/17/2016

J2リーグ観戦。

日本出張中の今は、できるだけ時間を有効に使いたい。

そう思って、先週末はフクアリまで行ってきました。

目的はJ2の試合、ジェフ千葉vs松本山雅を見ること。


電車で行くことで、マッチデーの様子がよくわかります。

試合内容ではなく、やはりオーガナイズの方が気になりますからね。

蘇我駅からフクアリまでをキョロキョロしながら、いろいろと感じながら。

それにしても、フクアリはいつ来てもいいなぁと思います。

サイズ感や、周りの施設の充実具合も含めて、非常にいいなぁと思いますね。

ただ、この試合に関して言えば、やはり山雅のサポーターは圧巻でした。

試合は昇格争い真っ只中の山雅が3-0で勝利したこともあって、山雅サポーターが大盛り上がりになっていましたが。

それにしても、ボクですら一緒に声出して歌を歌いたいなぁって思ってしまうような雰囲気。

山雅サポーターはそういう力がありますね。


ちなみにこの方にも再会。

松本山雅の神田社長。

1年でのJ1復帰に向けてひた走るクラブを率いる若き社長さんです。

軽い立ち話だけでしたが、やはり立場は違えど、昔の仲間と話すのは嬉しいですね。

シーズン最後まで2位以内を維持して、自動昇格を勝ち取ってほしいなと思います。


ちなみにジェフには大学の後輩であるショウヘイ(阿部翔平)や、去年までドイツで頑張っていたカズキ(長澤和輝)がプレーしてました。

そういう姿を見れて、またなんか嬉しい気分になりましたね。


さて、相変わらず時差ボケと戦いながら、残りの日本滞在も充実させていこうと思います。

また報告していきますので、お楽しみにしてください。

それでは。

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09/15/2014

第二章。

香川選手のセンセーショナルな復帰戦ゴール。

物凄い重圧の中だったと思いますが、しっかりと結果を出してくれましたね。

あれは香川真司という日本人で世界的スーパースターのサッカー選手と、ヨーロッパを代表するドルトムントというクラブの、記念すべき第二章の始まりでした。

あのスタジアムで聞く「かーがわ、しんじーーー」の大合唱。

ウォーミングアップ、試合開始、そして得点後。。。

鳥肌立つというレベルではなく、身体の中から感情が溢れて来るような。

なんか鳥肌と一緒に、涙すら溢れそうになりましたからね。

それだけ、あそこには凄いパワーがあり、香川選手はそこのヒーローなんだなと痛感しました。


こちらはドルトムントの街にいっぱいいるサイ。

スタジアムの前バージョンは、ドルトムントカラーです。

8万人収容で8万人入っちゃうスタジアム。

スタジアムの周りやファンショップは、まるでコンサート会場のような熱気で、試合前から大混雑でした。

ピッチの上に誇らしく掲げられるドルトムントのマーク。

香川選手はこれを胸に、これからドルトムントでの第二章に挑むのです。


そしてスタジアム中にKAGAWA 7のユニフォームが。

もう1万枚以上売り上げたとか。

なんという驚異的な数字....

ドイツ人が円陣を組むのってなんかかっこいい。

ここから新しい伝説が始まるんです。

ご存知の通り、復帰戦で決めたゴールが、そのまま決勝ゴールとなり、MVPにも選ばれて。

この苦しかった1年を乗り越え、また新しい1ページに突入したんですね。

とにかくここからもっとコンディションをあげて、CLでも大暴れして欲しいなと思います。

クラブは違えど、日本人の誇り。

なんか気合が入りましたね。


来季はドルトムントと戦えるように。

フォルトゥナの頑張りに期待です。

明日はマッチデー。

アウフゲーツ、フォルトゥナ‼︎


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GENGO

09/13/2014

やっぱりブンデス。

代表ウィークのため、先週はブンデスはお休みでしたが、代表選手たちもクラブへ戻り、リーグ再開です。

昨夜は2部でボーフム田坂選手が、山田選手擁するカールスルーエと対戦し、見事ゴールを決めました。

1部ではレヴァークーゼンとブレーメンが3-3という超緊張感のあるシーソーゲームを演じ。


すっかりサッカーバカはテレビに釘付けでした。

有料放送skyというものに加入してますが、うん、元は取りまくってますね。

ちなみに我らがフォルトゥナは、今節はアウェーで月曜日なので。

今週末の1部カードをご紹介。


バイエルンvsシュツットガルト(酒井高)

ドルトムント(香川)vsフライブルク

ホッフェンハイムvsヴォルフスブルク

パダボルンvsケルン(大迫、長澤)

ボルシアMGvsシャルケ(内田)

ヘルタ(細貝、原口)vsマインツ(岡崎)

フランクフルト(長谷部、乾)vsアウグスブルク

ハノーファー(酒井宏、清武)vsHSV


こうやって書いてみると、改めて日本人選手が多いことを痛感します。

しかも誰もがチームの主力だってところがすごい。


そしてもちろん、注目はドルトムント復帰の香川真司選手ですよね。

所属は違いますが、日本人として誇りに思いまくりです。

今でも忘れていません、あの8万人の「かーがわーしんじーーーー」の大合唱は。

あれが今日、またドイツに戻ってくるのですから。

ということで、、、

ドルトムントに行って来ます。

ドイツx日本サッカーにとって、後世に語り継がれるであろう歴史的瞬間を見ないわけにはいきませんからね。

さっさと仕事を片付けて、行って来ます。

今日は純粋に試合観戦を楽しんできます。


報告お楽しみに。


「かーがわーしんじーーーー」

GENGO

08/22/2014

ジャイキリ。

先週末はドイツ杯1回戦が行われていました。

日本でいう天皇杯にあたるトーナメント大会ですが、こういう大会は必ずジャイアントキリング、略してジャイキリが起こるもの。

むしろ醍醐味とも言えます。


そして今年も早速ありました。

1つは岡崎選手所属の1部マインツが、3部のケムニッツと延長PKまでもつれ込み、最後はケムニッツに軍配が上がるという。

そしてもう1つは、田坂選手所属の2部ボーフムが、酒井高選手所属の1部シュツットガルトに2-0で完勝。


ジャイキリは気持ちいいんですよねー。

ほんといいなー、って思ってた矢先、なんとフォルトゥナがやられました...

4部クラブに2-3の敗北。。。


昨年も格下に敗れて恥をかきましたが、まさかの2年連続。

これはいかんです。

でももう起こっちゃったし、切り替えてリーグ戦にしっかり集中するしかありません。

土曜日、ホームでカールスルーエ戦です。

今季、ジュビロから加入した山田選手がいます。

でも申し訳ないが、勝たせてもらいましょう。

こっから上昇気流に乗っていくのだから!!

ちなみに、シャルケもジャイキリされました。

これだから、カップ戦は面白い。


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GENGO

08/15/2014

コツコツと。

何事もコツコツと積み上げることが大事。

一段抜かしなんてやったら、いつか必ずツケが回ってきますから。

絶対に、絶対に。

ぜーったいに、正当な道を行く方がいい。

自分の人生、胸張って生きていくんだったら、それしかないし、いつか絶対それが正しかったって思えるかず。

なーんて、熱い思いはさておき。

いよいよ聞こえてきました、ブンデスリーガ1部開幕の足音が。

コツコツと、聞こえてきましたよー。

来週末の開幕に先立って、昨年のリーグ覇者vsドイツ杯王者の対戦となるスーパーカップが行われました。

昨季はどちらも首位バイエルンで2位ドルトムントだったので、結局この2チームの対戦に。

どちらもW杯に出場していたドイツ代表メンバーがたくさんいるので、まだまだコンディションは低め。


それでも層の厚さもありますからね。

ドルトムントからバイエルンに移籍したレヴァンドスキや、同様に去年移籍したゲッツェなんかは、自ずと注目しちゃう。

ということで試合会場となったドルトムントへ。

試合の結果はドルトムントが2-0で勝利。

8万600人入った超満員のスタジアムを見て、あーーまた始まるー!って思いましたね。

あのゴールの瞬間の高揚、たまらんす。

もう、ワクワクさんです。


と、その前に。

とりあえず今週末はドイツ杯の1回戦。

日本で言う天皇杯ですが、1回戦は多くのアマクラブvsプロクラブがあります。

フォルトゥナはアウェーでアマチュアクラブと対戦なので、TVでチェック予定。


そんななか、シュツットガルトvsボーフムという好カードが。

ありやないですかー、早速熱いのが!

ということで、今週末はボーフムに行ってきますね。

先週はフランクフルト、今週はドルトムント、来週ボーフム。

サッカーのある週末。

あの興奮が戻って、くるぅーーー!!笑

「頑張るときはいつも今」

GENGO

06/22/2014

Jリーグが望むクラブ松本山雅(後編)

前編に続いて後編。

スカイボックスを出てまず向かったのは、スタジアムのスタンド。

キックオフまで1.5時間はあるのに、すでに席についている人がかなりいる。

そしてスカイボックスから眺めて感じていたのだけど、やはりユニフォームを着ているサポーターが多い。

これだけ多くの人が着ているのは、レッズやアルビレックス、そして日本代表戦くらいじゃないだろうか。

とにかく深緑のユニフォーム普及率が高い。


そしてその背番号に目をやらないわけにはいかない。

多くの人が12番か3番を入れている。

12番というのはもちろん、第12番目の選手という意味を込めたサポーターの番号。

3番は、J1横浜マリノスからやってきて、山雅を盛り上げようとしてくれたかつての日本代表、故松田直樹選手のもの。

練習中に倒れ、帰らぬ人となってしまったことは、日本中にショックを与えた出来事だった。

しかし、当時まだJリーグ入りすらしていないクラブへ、サッカー人生投げうってやってきてくれた英雄を、このクラブのサポーターは忘れていないのだ。

そして今は、この番号を松本出身選手である田中隼磨選手が引き継いでいる。

クラブとしても、サポーターとしても、この番号に強い思い入れがあるのが良く分かる。


これはオレの目線から見ると、すごく大切なこと。

半永久的に続く存在(番号)があることは、サポーターが選手依存ではなく、クラブへアイデンティティを持っている証拠だから。

サポーターは、もちろん山雅の選手は応援する。

しかし、選手ありきではなく、クラブありきなのだ。

これは他の日本のクラブではあまり見られない光景。

正確には、スター選手のいるJ1では少なく、逆にJ2クラブの方が多く見られる光景かもしれない。


そしてもう一つ。

日本のクラブは選手の名前入った横断幕が多い。

これは選手個別のチャントも同様のことが言えるが、とにかくこれらは、個人を応援する存在になりかねない。


この点で言うとヨーロッパは、少なくともドイツは、選手個人名の横断幕やチャントはほとんどない。

サポーターはあくまでもクラブをサポートする存在、だからサポーターであり、自分が応援するクラブの選手だから応援する、というのが彼らの考え方なのだ。

横断幕に書かれることも、クラブへの忠誠や誇り、メッセージ、そして自分たち(サポーターたち)の存在を示すものが多いのだ。


その点で言うと、山雅はそれが多く見られる。

選手名もあるが、大きなスローガンの横断幕も多く見られた。


スタンドから外に出て見ると、これまた多くの人。

たくさんのお店が出店していて、どこも賑わっている。

さながら、縁日かお祭りのようだ。

その雰囲気があるからか、はたまた、そこにいる人たちがその雰囲気を作っているのかはわからない。

ただとにかく、どこか心躍る空間があり、その縁日感というか、お祭り感に惹かれてしまう。

中でも大行列を作り、人気を独占していたのがこちらのケバブ屋さん。

ドイツではそこら中にあり、オレにとっては馴染みのあるケバブだが、どうやらこのお店はうまいことやってるんだな、なんて思ったり。

ここでもやはり目に付くのは12番のユニフォーム。

おじいさんやおばあさんまで深緑のユニフォームを纏い、12番を背負っている。


このお祭り感、皆さんに伝わるだろうか。

そしてここからもアットホーム感が伝わってくる。

その温かい雰囲気を感じるのは、関わっている人たちみんなが山雅愛を持っているからだろう。

山雅が好きで応援に来るサポーターを、多くのボランティアが迎え、そして多くの飲食関係者もおもてなししているのだ。

なんだかこっちまで自然に笑顔になってしまう、そんな魅力がある。

そしてサポーターたちが座るバックスタンドへ戻って見るとびっくり。

まだキックオフまで1時間以上あるのに、もうギッシリ。

ゴール裏ももうギッシリ入っている。

バックスタンドからゴール裏へスタンドを歩いていくと、拡声器を持った数人がチャントのリードを始めた。

「いくぞー、応援するぞー!!」

というウルトラス(熱狂的サポーター)感とは少し違い、

「今日もみんなで盛り上げていきましょーね!」

という、ここでも感じる温かさ。

そして全体がこれに呼応する感じがまたすごい。

そんなこんなで、キックオフ1時間前にはチャントが始まったのだ。

ピッチではようやくGKがウォーミングアップを始めたくらいなのに、サポーターからは応援歌が聞こえる。

こんな光景、ドイツでもなかなか見られない。

ドイツでは1時間前はまだ席にはつかず、ビールを飲んで談笑している人が多いのだから。


しかし山雅は違う。

あとで知ったが、これはサポーターとクラブ(選手)の意見交換の中で、ウォーミングアップ中も応援の声はよく聞こえる、というものを汲み取ったものらしい。

そんなに聞こえるのなら、ウォーミングアップから応援しようじゃないかということで始まったんだそうな。

サポーターも選手も、試合キックオフに向けて、徐々にテンション作っていくことができるし、相手チームにもいいプレッシャー掛かるわけだ。

なるほど、選手目線とサポーター目線は違うが、お互いを知る努力をすることで双方にとってプラスになっていることがわかる。

素晴らしい。

そのあと、神田さんから電話が来たので、彼が担当しているテントに行ってみる。

すると彼はここでも挨拶を続けていた。


正直、かつて選手としてプレーしていた人間が、ここまで身を粉にしてクラブの職員として働く姿には感銘受けた。

選手のセカンドキャリアと言ってしまえば簡単だが、ここまで受け入れてしっかり出来る人はそう多くないだろう。


そんな話をすると、

「よく言われるんだけどね。オレは一度サッカー界から離れて、不動産屋の営業をやってたから。だから結構普通に受け入れられているところはあるかもね。」

と、笑って言っていた。

が、それだって凄いことだ。

きっと彼の人間性と、このクラブの魅力がそうさせるのだろう。

そう思えてしょうがなかった。

試合はというと、北九州が1-0で勝利を収めた。

オレは前半はスカイボックスから、後半はメインスタンドに降りて観戦していた。


山雅としては久々の敗戦。

結果は残念だったが、オレにとっては試合の終盤の応援がとにかく印象的だった。


観客から、ワンプレーワンプレーに素早いリアクションがある。

周りを意識してあまり感情が出ない日本人において、まるで自分の子供の試合を見ているような雰囲気、というか。


どこのクラブでも、ゴール裏にはそういう熱はある。

しかし、メインスタンドに座っている人たちからもそのリアクションあるということは、正直日本では稀なことだと思う。

きっと日本代表の試合くらいじゃないだろうか。

前編でも書いたが、このクラブのサポーターには、山雅しかしらない人たちも多くいるのだ。

逆に言うと、山雅だけで十分、山雅があるからスタジアムに足を運んでいるとも言える。

だからこそ、相手が強いか弱いかではなく、山雅のプレーに一喜一憂しているのだ。

ふと横に目をやると、車椅子のエリアにあるおばあちゃんが来ていた。

おそらく、90歳近いだろう。

正直、サッカースタジアムには、滅多にいない年代の方と言える。

そのおばあちゃんが、山雅のプレーを見て、拍手し、ミスに「あー!」と嘆いているのだ。

すぐわかった。

あ、この人にとって、山雅の試合を見るのが楽しみなんだな、ということが。


これって本当に凄いこと。

そんな年代の人たちまで巻き込めてしまうなんて。


山雅の盛り上がりの要因を、大月社長に伺ったことがある。

一体どんなことをしたんですか、って。

そしたら、彼ははっきりと答えた。

「正直、僕たちは何もしてないんだ。サポーターの皆さんが、クラブ育て、サポーターを増やしてくれたんだ。」

と。

何もしていない、わけない。

クラブは、サポーターを受け入れ続けてきたのだ。

サポーターの思いを、クラブの思いとして汲み取り続けてきたのだ。


社長自ら、毎試合サポーターを挨拶しながら出迎えるなんて、よっぽど器が大きくないと出来ることじゃない。

サポーターあってのサッカークラブであることをトップの人間が理解していることは、大きなアドバンテージである。

分かっているフリは出来ても、実際実行出来るということは容易ではないことだから。


トータルで見て、このクラブは全ての人からクラブ愛を感じた。

もちろん半日で全部わかるわけはない。

改善すべき点もあるとは思う。


でもそういうことではなく、このクラブはJリーグが掲げる理想の形に近いのだと思う。

ヨーロッパにもない、日本らしい素晴らしいスポーツコンテンツを作りあげていると言える。

一言で言えばまさに、“おもてなしのクラブ、松本山雅”ということだ。

今、J2で3位につけている松本山雅。

これから後半戦が大切になってくる。

いずれにしても必ず近い将来、J1には上がるクラブだろう。


しかし、これまでは右肩上がり一辺倒できた山雅は、J1では苦労するだろう。

選手の補強や入れ替えもたくさんしなくてはいけない。

ただ一つ忘れないで欲しいことは、自分のクラブからスター選手を育成することだ。


サポーターらにとって、松本山雅は唯一無二のクラブ。

山雅の試合は“息子の運動会”なのだから。

だからこそ、山雅育成の出身選手の存在は、その象徴的な存在になるはずだ。


そしていつか、山雅から日本代表選手が生まれるようになったとき、山雅しか応援していなかったおじいちゃんおばあちゃんが、サムライブルーのユニフォームにも興味を持つのかもしれない。

なんせそれは、“息子”の晴れ舞台なのだから。


そんな日が来れば、日本のサッカー文化はもっと根付くだろう。

そして、そんな人たちに応援される代表チームも、きっともっと強くなれるだろう。

そんなことまで考えたら、松本山雅というクラブが今後どうなっていくのか、本当に楽しみでしょうがなくなった。

ワクワクが止まらない。

これからも動向を追っていこうと思う。


皆さんも是非、そんな松本山雅を観戦してみて欲しい。

その上でこのコラムを読み返してもらったら、また感じることがあるかもしれない。


とにかく実りある松本出張でした。

神田さん、大月社長、その他関係者の皆さん、どうもありがとうございました。

また、松本に行くことを楽しみにしています。

松本では、多くの場所が、これで出迎えてくれる。

とても良い。

「頑張るときはいつも今」

GENGO

鳥肌クラブ松本山雅(前編)

サッカー関係者なら一度は聞いたことがあるかもしれない。

今、J2に他とは一線を画するクラブがある。

長野県の松本市をホームタウンとするクラブ、松本山雅FCがそれである。


県リーグから着実に階段を上り、J2にまで上り詰めてきて、現在リーグが半分終わって3位につけている。

首位と2位が今季J1から降格してきたベルマーレとジュビロであることを考えると、昨季から所属のクラブの中では堂々のトップに立ち、J1降格クラブに真っ向から食らいついていることになる。


そもそも、オレがなぜ松本まで足を運ぶことになったか。

それはこのクラブの取締役になっている方が、オレの群馬時代のチームメートという縁。

このブログでも書いたことがあるけど、山雅さんは積極的にフロントの方々の海外研修などを行っていて。

2年連続でデュッセルドルフに来てくださったこともあり、今度はオレがお邪魔させていただこうと。


「来れるなら是非試合のあるタイミングで、うちのホーム試合を見て欲しい」

熱烈な(半ば強引なw)誘いを受け、スケジュール調整したことは、もはや今から考えれば大正解。

やはり百聞は一見になんとやら。



これまでにもサッカー関係者として、それなりに日本の試合を見に行かせてもらってきた。

それは日本代表戦然り、J1、J2、JFL、地域リーグ然りである。


そしてこの10年近くたつドイツ生活の中でも、プロからアマの様々なリーグの試合を見てきた自負がある。

ドイツだけでなく、オランダやベルギー、イタリアなんかのサッカーも見ることがあるし、CLの試合も有難いことに何試合も見ている。

「見ている」というのはもちろん、スタジアムで生で見て「体感している」という意味。


そんな、それなりに経験があるオレが、生意気ながら山雅の試合に行ってみて、、、興奮が止まらなかった。

この感情は隠さずにしっかりと書いておきたい。

あまりにも感じたことが多いので、ちょっと2回に分けてリポートする。

珍しく、コラム調で書いているのも、それくらい是非皆さんに知って欲しいから。



この日は土曜日のナイター。

相手はギラヴァンツ北九州で5位と好調。

一方山雅もここ8試合負けなしが続いている状態だという。


そんな情報はあまり知らないまま、まずは新宿からスーパーあずさに揺られて2時間半、松本駅に到着。

ドイツと日本の間を11時間移動しているオレにとって、2時間半なんてあっという間。

変わりゆく窓からの景色を見ていたら、あっという間に長野にいましたよ、って感じだった。




松本に降り立つと、日射しは感じるものの、やはり少し標高が高いからか、風が心地よい。

駅を出ると、アルウィン行きの無料シャトルバス乗り場の表示。

わかりやすいが、この辺ではまだ、山雅の熱はわからない。

ただ、キックオフまで2時間半あるのに、バス乗り場には緑のユニフォームを身に纏ったサポーターの姿が、決して少なくない。


そして満員のバスに揺られて30分。

座っていたからいいけど、これは正直なとこ、やはり少し遠い。

高い建物がない松本において、駅を出発してからなかなかスタジアムが見えなかったのは少し残念。


なんて思いながらスタジアム、アルウィンに到着。

駐車場からアルウィンに向かって歩いて行くと、その辺一帯は他のスポーツ施設もあり、たくさんのゴルフ場があることもわかった。



後で聞いたが、すぐ横には空港があり、航空法の関係でアルウィンは少し掘って作ったという。

メインスタンド以外に屋根がないのが残念。

この日は天気が良く、オレはスカイボックスで試合観戦させていただいたが、雨が降っていたら、サポーターは辛いなと。



オレがアルウィンについたのは17:15くらい。

キックオフまでの19:00まではまだ1時間半以上ある。

そこでまず、驚かされる。


なんとまあ多くの方がすでにアルウィンに到着していることか。

この日の観客数は約11300人だったけど、すでに数千人は来ていたことだろう。

1時間半以上前に。


そしてアルウィンの周りにはいろいろな人たちが働いている。

飲食店関係は非常に大盛況で、どこの店にも列が出来ている。

一種、町内会のお祭りに来たような活気すら感じられた。



人権保護のアンケートを取るボランティアの人たちの活動にも、サポーターらが積極的に参加している。

それ以外にも聞くと、毎試合130人くらいのボランティアスタッフが働いてくれているという。

ボランティア“チームバモス”には200人くらいが登録していて、中には東京から来るって人もいて。


なんというクラブだ。

でも、それも理解出来る。

東京からでもここに来て、ここの人たちと交流し、一緒に仕事して勝利を分かち合いたい、そんな空気がある。


とにかく誰もが笑顔だ。

この試合を見に来ることが楽しみなんだろう。

彼らの日常の中に、大切なイベントとして組み込まれていることが見て取れる。


そして、お年寄りがめちゃくちゃ多いことにも驚いた。

サッカーのユニフォームなんて、きっと1着しか持っていないんだろう。

その1着が、山雅のユニフォームに違いない。


これはあとで聞いた話だが、日本代表のことは全くわからない、サッカーもよくわからない、でも山雅が好きで毎試合来ている、という方が少なくないんだと。

それにも納得出来る。


なんというか、とにかく山雅の試合へ、孫や子供の運動会を見に行くような感じで来ている方達がたくさんいるのだ。

いい意味で、“ファミリー感”がすごい。


そしてオレの元チームメートの神田さんと再会。

このクラブの営業として松本中を駆けずり回り、スポンサー獲得に奔走している男。

そしてその横には、クラブの大月社長も。

クラブの顔と言うべき人間が、スタジアムの周りで、来場するサポーターに挨拶している。

そして本当に多くの方が、笑顔で挨拶を交わし、中には軽い会話もしていく。


顔の見えるフロントほど信用出来るものはない。

このクラブは、サポーターに信用されている。

それをこの光景で感じることが出来た。



とりあえず、大月社長の案内でスカイボックスに上がり、上からアルウィンを眺めて見る。

すでに多くの人たちがスタンドに入っている。

グラウンドレベルでは、人権保護の表彰などを行っているようだ。



サッカー専用であることが、このクラブの一体感を高めているんだろう。

そんな風に思えるアルウィンは、だからこそ屋根がないのが残念だと改めて思う。

聞くと、屋根を付ける案もあるが、やはり航空法の制限や、予算的な部分があるらしく、簡単ではないらしい。



ここでクラブの関係者らに挨拶をしたところで、オレは自分の好奇心を満たすべく、自由行動を開始。

「ちょっとぐるっと見てきます」

と言い残し、アルウィン探検をスタートさせた。



後編に続く。

10/12/2013

ドイツ代表、W杯出場決定。

ドイツ3-0アイルランド。

昨日はブラジルW杯ヨーロッパ予選のドイツvsアイルランドを見にケルンに行ってきました。

この試合の結果次第でドイツ代表のW杯出場が決まるので。

また次のスウェーデンvsドイツの試合は日本で解説させていただくこともあり、しっかり現地の様子を把握しなくては。

そんなこんなで行ってきました。

結果から言うと3-0で完勝。

そう日本での報道は出ていました。

確かにボール支配もチャンスの数もドイツが圧倒していましたが。

それでもアイルランドの速攻にはキレがありました。

前後半で2回ゴールバーを叩くシュートがあり、またノイアーの判断ミスで、無人のゴールへシュートを許す(ゴール上へ外してしまった)シーンも。

また終盤にはノイアーが1対1というシーンをファインセーブするというピンチもあり、数字を見ただけでは一概には「完勝」とは言えない気がしました。


少なくとも昨日の試合に限って言えばですが、スタジアムの雰囲気も、正直代表戦よりも普段のブンデスリーガの方が良かったように感じました。

勝ってあたり前の雰囲気ってのは、何か慢心を感じる応援になるというか。

絶対勝つんだ!サポーターがそれを後押しするんだ!

そういう気持ちが充満しているスタジアムは、また来たいと思う場所になります。

サッカーの試合もまたエンターテイメントの一つであり、スポーツコンテンツの一つでもあるわけですから。

オレなりにいろいろ感じる観戦でした。

いずれにしてもドイツ代表は16回連続18回目のW杯出場が決定。

これはやっぱ凄いことですよねー。

改めてドイツの凄さを感じました。

さあ、週末。

出張に向けて、準備しなくちゃ。


「頑張るときはいつも今」

ジャーマンGENGO

09/01/2013

今日から9月。

今節、フォルトゥナは金曜日にアウェーで2-4とビーレフェルトに敗れました。

2回リードを奪いながらの逆転負けは、怪我人も出してしまったし、かなりの痛手です。

でもまあ過ぎたことはしょうがない。

ここから代表ウィークで2週間試合がないので、とりあえず修正をして欲しいです。

そこで土曜日は、気分転換も兼ねて友人と隣町のボーフムに試合観戦にいってきました。

13000人ちょっとの入りでしたが、試合はかなり盛り上がりました。

なんせ、こちらの結果も4-2。

しかもー。

0-2からの大逆転。

つまりビーレフェルト状態w


前半はスタンドのサポーターもブーブーでしたが、後半はノリノリ。

目の前に座っていた人たちも、何度も立ち上がり大声で応援していました。

それがなんともいい雰囲気で。

ちなみにこの大逆転劇の立役者となったのが、日本人の田坂選手と、フォルトゥナから移籍した仲良しのケン・イルスェ選手。

フォルトゥナにとってボーフムはライバルクラブですが、それ以前にそういった選手たちが活躍することは個人的にはとっても嬉しいですよね。

とにかく、いい刺激でした。


とまあ、そんな感じで今週も健全な週末を過ごしています。

日本はまだまだ残暑かな。

こっちはもうだいぶ肌寒い毎日。

今日から9月だし、また頑張ります。


「頑張るときはいつも今」

GENGO