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Kouichi Sengoku [DJ・MC]

DJ・MC
Birthday : 1976/12/23
Hometown : Kyoto Japan
書籍

2017/01/09

読書 "勇者への伝言" "モンスター"

やっぱり家でじっとなんてしてられず

本を探すついでに
本も読める便利なTSUTAYAのようなスターバックスのような

スタヤ

と勝手に呼んでる店へ。
読み始めたはいいが、24にプリズンブレイクの海外ドラマの誘惑に負続け 放置プレイになってた こやつをまずは読破。

Osaka Book One Projectが選んだ
第4回「大阪ほんま本大賞(大阪の本屋と問屋が選んだ、ほんまに読んでほしい本)」の
増山実さんの『勇者たちへの伝言』。

著者の増山さんは
関西の人気番組「ビーバップ!ハイヒール」のチーフ構成など放送作家として活躍している方。

テレビ畑出身と言えば
人気作家の百田尚樹さんもそうやけど
こうした方たちの書く本は面白いね。


この作品では往年のプロ野球ファンには
馴染み深い現オリックスバッファローズの
前前前世 的な阪急ブレーブス、そして
本拠地であった西宮という町を発着点に家族小説が展開されていきます。

ただ昭和当時の社会背景や在日朝鮮人の帰国事業と祖国での過酷な生活も描かれていて
歴史的価値もある作品になってまして勉強になった。

して、糖分頭部に補給。

いつもスタヤでドリンク注文すっときに
サイズで悩むの嫌やからして
1番大きくて値段の高いヴェンティ サイズを
頼むのやけど、それ受け取る時に周囲が

こいつマジか?!

的な視線を感じてすごい恥ずかしい。

普通はやね、高いもの買ったら
ちょっとした優越感に浸れたりするもんやのに
高い金払って 逆に恥ずかしい思いするてなんやねん。

その突き刺さるような視線がツラくてツラくて
という作品が

百田尚樹さんのモンスター。

モンスターと言われ、
誰よりも醜い顔をした女性が整形を繰り返し
絶世の美女となり見返していくという話。

500ページほどの作品を一気に読破。

男目線で言えば背筋がピリつく、男の単純さが
見透かされ過ぎてカッコ悪い とても居心地悪い作品。

やっぱり透けて見える下心て恥ずかしいね。
騒がしいスタバで勉強とか、読書とかある意味透け透けやもんね。

読書に最適な店探します。


仙石幸一