陸上特集その２
１００Ｍ走代表の朝原宣治選手
朝原選手は現在36歳で
北京で連続四回目のオリンピックとなります。
1993年同志社大学三回生の時に
10秒19の日本記録を出して以来
15年間も日本の100M走のトップとして君臨してきた。
100M走って間違いなく日本国民の殆どが
運動会や体育で経験する競技で、
短距離を速く走るということは、
まさにあらゆる全てのスポーツの基本のようなものである。
昔僕らが小学校の時って、勉強出来る奴より面白い奴より、
短距離が一番早い人が人気者だった。
1500Ｍとか遠投とかが、どんなに凄くても、
また滅茶苦茶力が強くてもその人達がヒーローではなかった。
何故だかいつも運動会の最後の大トリは
100×4のリレーであることがその謎を証明してくれる。
しかも一番のヒーローは
いつもそのリレー１位のアンカーの人だったのですよね～
400Ｍリレーでアジア記録を出した
日本代表のアンカーの朝原選手は
日本国民１億２千七百万人の短距離走トップを
15年以上も続けるヒーローであり、
それはもし仮に日本国民の全員を対象とした学力テストで、
15年連続日本人トップの頭脳って人が
存在することよりもきっとさらに、
格好良いことに違いないのだ。
仮に東大生全員の学力テストで
在学中の四年間ずっと１位になることより、
15年もトップを続けることは確率的にもっと凄いことだと思う。
確かに15年連続日本トップのIQとか…
日本一の頭脳ってのも大変に凄いことであるが…
それはちょっと嫌みな感じもありニュアンスが違うんだろうね。
走るのが速いってのは
純粋無垢な子供時代に一番尊敬されることで、
決して他人に嫌みな感覚を与えないし、
やはり競技自体も爽やかで分かりやすい。
僕は走りが速い人が羨ましいし、
そういや中学時代は陸上部の短距離走の
可愛い女の子に憧れたりしたね。
朝原選手は現在までに
日本歴代二位の10秒02をマークし、
今年の初戦では35歳11カ月で10秒17をマークし、
オリンピックＡ標準記録を余裕綽々でクリアした。
とにかく朝原選手の努力や
そのメンタルにも非常に驚かされる。
またランニング姿も格好良いし、
また当店でオーダーして頂いたスーツを着て
記者会見に登場する朝原選手も格好良い。
朝原選手決勝進出期待しています。
