NEXT ONE
大輔です。
7/24日の引退発表の後、ゆっくり現状と向き合う余裕がなくブログでの報告が遅くなりました。
すいません!
さて、『引退』という決断についてあらためて触れておくべきですね。
膝の状況・心境などは、セレッソ大阪からのリリースとサッカーキングさんに載せて頂いた通りで『恐怖心を受け入れる』という言葉で表現できるのかなと思います。
長い怪我との付き合いを振り返ってみると、この『恐怖心』はネガティブなものなのではなく
僕にとって前に進むためのポジティブなサインだったと感じています。
よくやった。
7度の手術と向き合う中で、プロフェッショナルの舞台で突っ走ることができた。
これが、『僕のプロサッカー人生だった』と誇りをもって言える自分で区切りをつけることができたことは、幸せなことだと感じています。
しかし
同じくらい冷静に抱いている感情があります。
自分が経験することが出来なかった世界に辿り着くには、どうしたら良かったのか。
経験を子供たちに・後輩たちに伝えたい。と同時に、自分が出来なかった経験をして欲しい。
その為に、僕自身が学び続けること。
誇りと向上心。
この2つの思いが、今後の僕のサッカーとの関わり方に大きく影響を与えるだろうと思っています。
そして
この数ヵ月で、沢山の方々と再会することができました。
育てくれた恩師の方々を始め
通ってた幼稚園の先生
中山塾の中山先生(家の前でバッタリ。笑)
一緒に小・中・高・大学時代を過ごした仲間
再会するたびに、あらためて
プロサッカー選手としての夢を叶えることができたのは、
一つ一つの出会いによって積み重ねられたものだったと感じることができました。
そして
福岡大学
大分トリニータ
セレッソ大阪
この3つのクラブすべてで、『出会いによって導かれた』と感じる経験をしました。
『もう駄目だ』と思ったギリギリのところで、手を差しのべ導いてくれたクラブと指導者、そして仲間がいたこと。
不思議な感覚です。
最後に
すべてのサポーターのみなさんへ。
懐かしい思い出が、みなさんの姿とともに思い出されます。
歓喜の瞬間も、失望の瞬間もみなさんと一緒に味わってきました。
どちらも、最高の"宝物"です。
"ありがとう"
という一言に尽きます。
そして、これから更にみなさんの偉大さを感じていくと思います。
サッカーファミリーの一員として、自分にできることは何か。
もう次の一歩を踏み出しました。
みなさん、これからもよろしくお願いします!
それでは、また。