RIO Live Gallery

RIO [DJ・MC・Airtist]

DJ・MC・Artist・VDJ
Birthday : 1974/5/5
Hometown : Mie Japan

2012/02/11

映画 Pina ピナバウシュ踊り続けるいのち

ずっと見たいと思っていた

ピナバウシュの映画

Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち


天才舞踏家ピナバウシュを

恥かしながら知ったのは

2002年に観た映画「トークトゥハー」でした

もうその踊りは何というか衝撃で

私の中に焼き付いたんです

私は高校の頃、ダンスのクラスをとり

発表会なんかにも出させてもらいましたが

ダンスの奥深さ、表現の難しさ、精神世界みたいなものを感じたのも

この頃で

ダンサーには尊敬と憧れをずっと抱いています★

映画  Pina ピナバウシュ踊り続けるいのち

ピナバウシュがもし日本にきたら舞台が観たい!

そう思っていたら

2008年に来日していて滋賀県で公演していたそう。。。


そして翌年2009年に

ピナは癌の告知を受けた5日後に亡くなりました


この映画のなかでは

あまりに突然のことで

ピナがこの世にいないことを

まだ受け入れられていないダンサーがいたり。。。


この映画はそんなピナを愛する人たち

ピナが芸術監督兼振付家として活動していた

ドイツのヴッパタール舞踊団のダンサーたちが

彼女の振り付け、舞台を

踊りピナへの愛を表現しています。

映画  Pina ピナバウシュ踊り続けるいのち

ピナは長年親友だったヴィム・ヴェンダース監督と

映画を撮り始めていたんですが

なかなか進まず

しかしそれを、解決したのは

3Dだったんです

確かにピナのステージを3Dでみたら

素晴らしく表現が広がるはず!


舞台を、飛びだして

屋外で踊っているシーンなんかも面白いです

電車の中で枕と戦う女モンスターとか

男性がラブリーなドレスで川辺で舞ったり

スコップで延々砂を女性にかける女性とか

なかなか衝撃だったり

ユーモラスだったりします


ピナのこだわりもいろいろで

舞台の真ん中にとてつもなく大きい岩と池を作り

その、水の上で中で

濡れた岩の上で踊りまくります


狂気さえ感じる彼女のステージに美を感じられるのは

なぜなんでしょうか?


不思議なくらい惹かれるピナのステージは

五感を働かせて観てください

働かせなくても勝手にそうなるかも〜


ぴな


映画の冒頭で

pinaはこう言ってます

「言葉じゃなく想像してもらうことが大切

特別な何かを感じ取ってもらうのよ

それがダンスの出発点」

それを形にして

芸術としてこんなに世界に影響を与えた

ピナは本当にすごいです


関西は2月25日〜公開となります