映画 愛しのフリーダ
今まで
一度もメディアで語ることがなかった
ザ・ビートルズの秘書
そしてファンクラブの責任者だった
フリーダ・ケリー
彼女が当時の仕事のことや
メンバーとの交流、その家族のことなどを
初めて語った貴重なドキュメンタリーです
(C) Courtesy of Freda Kelly
かの有名な
ビートルズマネージャーの
ブライアン・エプスタインに雇われた
17歳の女の子の物語
1961年リバプールで
当時17歳だったフリーダが
会社のランチタイムに
同僚に連れられて行ったキャヴァーンクラブで
見た革ジャンを着たザ・ビートルズ!
これまで聞いたことのない音楽と
彼らの魅力にすっかりトリコになり
毎日のようにクラブに通い
メンバーとも次第に親しくなっていきました
そして彼らを本気で売り出そうとしていた
エプスタインに誘われ
1962年から11年間にわたり堅実な秘書としてバンドに貢献
メンバーからも信頼され
ファンクラブの運営も任されていました
最初は自分の自宅の住所を
ファンクラブのファンレター宛先にしていたこと
ビートルズが売れるにつれ
増えていくファンレターの山を前に父親に怒鳴られたこと
メンバーの家族とまるで
本当の家族のように接してもらっていたこと
ビートルズが売れに売れて
市民ホールですごい数の人々が押し寄せ
とんでもないことになっていることに気づいたこと(笑)
(C) Courtesy of Freda Kelly
いま60代になるフリーダは
ビートルズや当時の自分の仕事を
語っているのですが
元々ビートルズファンだったこともあり
当時のことを思い出して
まるで17歳の少女のように
微笑み頬を赤らめているのがとっても印象的
真面目で真っ直ぐな彼女の今の姿から
当時も
真面目で真っ直ぐだったんだろうということが
伺え
メンバーからもその家族からも
厚い信頼があり愛されていたのがよくわかりました
こういう出会いや思い出をとっても大切にしながら
前に出ることもなく
暴露本を書くでもなく
本当に自分の素敵で特別な青春を胸に
子育てをし
母親として暮らしてきたフリーダ
素敵な女性です
今回こうしてフィルムに残せて
孫に自慢できるかもと笑う姿がとってもチャーミングでした
12月21日(土)より
梅田ガーデンシネマにてロードショー