RIO Live Gallery

RIO [DJ・MC・Airtist]

DJ・MC・Artist・VDJ
Birthday : 1974/5/5
Hometown : Mie Japan

2013/12/12

映画 愛しのフリーダ

今まで

一度もメディアで語ることがなかった

ザ・ビートルズの秘書

そしてファンクラブの責任者だった

フリーダ・ケリー


彼女が当時の仕事のことや

メンバーとの交流、その家族のことなどを

初めて語った貴重なドキュメンタリーです

(C) Courtesy of Freda Kelly

かの有名な

ビートルズマネージャーの

ブライアン・エプスタインに雇われた

17歳の女の子の物語



1961年リバプールで

当時17歳だったフリーダが

会社のランチタイムに

同僚に連れられて行ったキャヴァーンクラブで

見た革ジャンを着たザ・ビートルズ!


これまで聞いたことのない音楽と

彼らの魅力にすっかりトリコになり

毎日のようにクラブに通い

メンバーとも次第に親しくなっていきました

そして彼らを本気で売り出そうとしていた

エプスタインに誘われ

1962年から11年間にわたり堅実な秘書としてバンドに貢献


メンバーからも信頼され

ファンクラブの運営も任されていました


最初は自分の自宅の住所を

ファンクラブのファンレター宛先にしていたこと

ビートルズが売れるにつれ

増えていくファンレターの山を前に父親に怒鳴られたこと

メンバーの家族とまるで

本当の家族のように接してもらっていたこと

ビートルズが売れに売れて

市民ホールですごい数の人々が押し寄せ

とんでもないことになっていることに気づいたこと(笑)

(C) Courtesy of Freda Kelly


いま60代になるフリーダは

ビートルズや当時の自分の仕事を

語っているのですが

元々ビートルズファンだったこともあり

当時のことを思い出して

まるで17歳の少女のように

微笑み頬を赤らめているのがとっても印象的



真面目で真っ直ぐな彼女の今の姿から

当時も

真面目で真っ直ぐだったんだろうということが

伺え

メンバーからもその家族からも

厚い信頼があり愛されていたのがよくわかりました

こういう出会いや思い出をとっても大切にしながら

前に出ることもなく

暴露本を書くでもなく

本当に自分の素敵で特別な青春を胸に

子育てをし

母親として暮らしてきたフリーダ

素敵な女性です


今回こうしてフィルムに残せて

孫に自慢できるかもと笑う姿がとってもチャーミングでした


12月21日(土)より

梅田ガーデンシネマにてロードショー