映画キューティー＆ボクサー
©2013 EX LION TAMER, INC. All rights reserved.
全国順次公開中！！
なんと素晴らしいアーティスト夫妻
なんてゆうかお金はないけど
刺激的で毎日がアートで羨ましいけど
あたしは嫌だ
何故ならあたしはこんな男が大好きで
愛してしまうから
でも乃り子さんほどの
こんな覚悟がないから
こんな男には出会いたくない(笑)
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ボクシングペインティングで知られている
現代芸術家の
篠原有司男、通称ギュウちゃん
なんと80歳！！
日本で初めてモヒカン刈りにして
路上パフォーマンスを行い
戦後の東京のクリエイティブシーンを築いた1人です
1969年に奨学金でニューヨークへ渡り
日本人の星であり
ウォーホールやラウシェンバーグのようなアーティストと
つるんでいたすんごい芸術家
もちろん
MOMA やグッゲンハイム美術館
ロサンゼルス現代美術館
東京国立現代美術館などで
作品の展示などを行っています
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そして同じ頃
裕福な家庭で育ち
当時19歳でニューヨークのアートスクールへ
入学した乃り子
21歳も年の離れたギュウちゃんと出会い
恋に落ち
たった数週間で学校も辞めるハメになり
親からの仕送りもストップ
彼のアトリエで絵を描き続け
はや40年、、、
酒浸りのギュウちゃんと喧嘩もたえない！
子供ももうけたのに
環境は最悪
お金もなく酔っ払いが毎晩家に出入りする、、、
でも乃り子さんギュウちゃんを愛してるんですよね
というか尊敬しているし
アシスタントまでやってるんです
「凡人は天才の手助けすりゃいいんだよ」と
ギュウちゃんに言われながら！！
今でもそうですが
とってもセンスが良く着こなしも含め
滲み出る上品さがあるんです
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この2人の生活がドキュメンタリーで
撮られているんですが
なんてゆうか
もう戦いですよ毎日
カオス、カオス！40年間ね！
お金は無いし
お互いのアートに対してリスペクトは
あるようですが
師弟関係みたいだし
でもそこには大きな大きな愛があるんですよね
きっとそれでこの夫婦関係は
続いてるんだなってわかるんです
そしてギュウちゃんとの生活を
ファンタジーでユーモラスな
キューティーという自分の分身のような
キャラクターを創り出し
物語を描き続ける乃り子さん
それが唯一のギュウちゃんへの対抗勢力なんですよね、、、
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私が一番度肝を抜かれた
ギュウちゃんの一言は
「凡人はさ天才の手伝いするくらいしか
無いんだよ」
これはキツイ
これは乃り子さん
作家として言われたくない無いだろうなって、、、
そして息子もどうやら
作家として描き続けているようですが
ギュウちゃんに何と言われていることやら
でも流石2人の息子です
すんごいパワフルな絵を描いています
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ずっとギュウちゃんの個展を手伝い続けていた
乃り子にもチャンスが巡ってきて
夫婦の2人展が開催されるということになるんです
アーティストとしての2人の距離感や
カオスな生活がリアルに描かれています
なんかすごいの
すごいんです
こんな関係、無いだろうなって
従順で何も言えない奥様って感じではないけど
リスペクトは半端なくて
いつもすまないなって想いを持ってる
ギュウちゃんが居て、、、
こういう夫婦いいな
