映画 種まく旅人 みのりの茶
すごくほっこりするし
私にとっては学びまである映画でした
種まく旅人 みのりの茶
企業のファッションデザイナーとして
頑張る田中麗奈演じる30歳のみのり
不景気でデザイナーから異動させられることに
腹を立て
会社を辞めたみのりを
ののしる父親
さらに腹を立てて
友人が田舎暮らしをする
大分へ旅立つみのり
おじいちゃんのお家もあるので
母親に言われてしぶしぶ顔を出しにいったのは
いいのですが次の日
おじいちゃんは心臓の病気で倒れてしまうのです
広い茶畑を持っているおじいちゃん
毎日手入れをしないと全て台無しになってしまう！
たまたまおじいちゃんを訪ねてきた
陣内孝則演じる金ちゃんという畑を自然を愛する男が
みのりにアドバイスをしながら
みのりは、なんとかおじいちゃんの茶畑を
守ろうと必死に頑張るのです
みのりは
すぐ人のことを羨ましがったりする女の子でしたが
毎日自分が大変な思いで
茶畑のために動いたり手入れすることで
畑が応えてくれることを知ります
田舎の村での付き合いを最初は
おっくうに感じていても
結局は一人では何もできず助け合うことを知ったり
正しいことを貫くことはいつか報われるとか
わかってくれる人がいたらそれでいい
などこの映画の中には教訓が沢山ちりばめられていました。
お茶を作るのはこんなに手間がかかるし
さらに有機でつくってるので
本当に大変だということも知りました
普段仕事のことでイライラしている
自分と重ね合わせて
うるうる泣いて
嫌なものが流された気がしました
そして、青々としたお茶の葉がすごく
爽やかに感じられる作品でした
