映画 裏話 監督が狂いました
今日はアジアン映画祭のコンペティション部門の
作品を見に梅田ブルク７へ
今日拝見するのは
妹の恋人と禁断の恋に落ちる女性を描いた「情事」
ペヨンジュン主演の官能時代劇の「スキャンダル」は
世界的なヒットとなりました
他にも女子高生たちの乱れた性事情を描いた
「多細胞少女」など
物議を醸すテーマを革新的な撮りかたをすることでも
知られているイ・ジェヨン監督
新しい作品も革新的！！
なんと監督が撮影現場に居ないんです（笑）
監督はなんとLAにいて
Skypeで繋いで現場とやりとりするとゆうのです（笑）
「映画を作っている現場の短編作品」ということで
呼び出された
俳優たち
最初は監督が現場に居ないなんて大丈夫？！と言いながら
実験的なこの機会を楽しもうとしていました
でも撮影が進むうちに
現場では不満が溜まり
俳優たちもイライラ
その様子をドキュメンタリーな感じで
撮っているんですが
途中はどこまでが
撮影なのか
どこまでが演技なのか？とわからなくなってくるのも
イ監督の狙いでしょうねー
イ監督の友達の監督がディレクションを
はじめてしまったり
女優たちは噂話を赤裸々に始めたり（笑）
なんかほんまに撮影現場にいったような気分に！
そして
イ監督の発想のおもしろさに
感心
皆
めちゃくちゃジレンマがあったり
やりにくかったり
辛かったでしょうが
一番辛かったのは監督だと思います
こうやって自分を苦しめて痛めつけて
作品を作り出すんだろうなーと
勝手に納得
興味深い作品でした
