RIO Live Gallery

RIO [DJ・MC・Airtist]

DJ・MC・Artist・VDJ
Birthday : 1974/5/5
Hometown : Mie Japan

2013/05/18

映画 長嶺ヤスコ 裸足のフラメンコ

すごいドキュメンタリームービーを

観てしまいました

映画「長嶺ヤスコ 裸足のフラメンコ」

(C)大宮映像製作所

去年、喜寿(77歳)を迎えた

世界的トップダンサー、そして

日本のフラメンコの先駆者

長嶺ヤスコさん

烈しく踊りギリギリのところで

生きている。。。


「お金もないのよ

ステージにお金かけるから

赤字よ

でも回ってるからいいわよね」

とか

「私は好きなことをやって

好きに生きてるの」と

生き様がありありと描かれていて

ある意味衝撃でした

(C)大宮映像製作所

若い頃に猫を誤って轢き殺してしまい

それから

困っている動物は助けると決めた

長嶺さん

故郷の福島県に大きな家を借り

100匹以上の犬や猫の世話をし

さらには人の家のペットの世話を泊り込んでまで

し続けているんです


命を感じるからとゆう理由なんですが

なかなか出来ないですよね

その中で

印象的だった言葉は

「すべてを受け入れ

死は死として受け止めながら

死が永遠のものにつながっていくことを

はっきり見えるようになったのです」

と。。。

これ何だかわかるんですよねー




(C)大宮映像製作所


テレビも見ないニュースも入れない

世間話もしない

なぜなら世の中に興味がないから

阪神淡路大震災もニューヨークの同時多発テロも

何日も経ってから知ったし

東日本大震災に関しても

「大変な震災があって親切心を出すのはわかるけど

人間てそんな親切なものじゃない

地震や津波が起こらなくたって可哀想な人はいっぱいいるけど

みんな目を向けないでしょ

それが慌てて大騒ぎをして、それは

ひとつの罪よ

でも犬や猫が流されたら可哀想だと思うわけ

無力だから」と。。。自分の中で

確固たる何かがあるんですね


だからこそあのフラメンコが踊れて

優しい油絵が描けて

動物に愛を注げるんでしょうね


そうかと思えば

日本人はフラメンコなんか辞めればいいのよ

私もイヤらしいフラメンコ踊ってるかもねと

さらりと言ったりするんです





私も十代、二十代ずーっと

興味がないことには

全く無関心でかなり偏ってましたね


働きはじめたころなんか

ニュースすら観てなくて

人の話もあんまり聞いてなかったですし

ほんと自分の好きなことだけ集中して

世の中にも興味がなかったんですよね、、、


でもラジオの仕事をするようになって

そういう訳にはいかなくて

ニュースもみるし人の話も

聞くようになりました


出会うべくして今の仕事に出会ったのかもしれません

今はこれで良かったなと思いますし

私は長峰さんに比べればまだまだ

若輩ものですし

学ばなくてはいけないことも多いですが

なんだか自分と重ね合わせたり

向き合ったり、、、

刺さる人にはグッサリと刺さる作品ですよ