映画インポッシブル
今日FM大阪LOVE FLAPで
ご紹介した映画インポッシブル
スマトラ島沖地震で被災した
イギリス人家族を巡る奇跡の実話です
ナオミワッツはこの役で今年度のアカデミー賞
主演女優賞にノミネートもされています
2004年12月
ヘンリー(ユアン マクレガー)とマリア(ナオミ ワッツ)夫婦は
3人の息子を連れてタイのリゾート地を訪れ
クリスマスシーズンをのんびりと過ごしていました
ところが、、、
クリスマスの翌日、スマトラ島沖で巨大地震が発生
津波がホテルはもちろんその一帯を飲み込み
濁流に一家は流されてまいます、、、
一緒に流された長男のルーカスと母親のマリア
2人は助け合いながら
なんとか木の上に避難します
流されては何かに掴まり
また母が流されれば息子は手を離し母を助けようとし
息子が流されれば母も掴まっていたものを離し
濁流に飲まれ
親子というものは、、、こういうものなのかと
ギューーーーっとなりました
胸の下にグッサリと何かが刺さって
パックリと傷口が開き
太ももの裏は皮膚がめくれ
大量に出血しているマリア、、、
歩く事もままらないので
引きずって地元のタイ人に救出されます
そこから救急病院に運ばれ
治療を受けるのですが
最新機器が揃う病院でもないですし
人手も足りずなかなか
診てもらえない母マリアはどんどん衰弱していきます
その姿が、、、リアルすぎて
目を覆いたくなるほどです。。。
でもそんな母親を見つめ
助けようと奮闘する
ルーカスはどんどんたくましく
大人になって行くように思いました
そして同じ頃
ホテル周辺でなんとか助かっていた
父ヘンリーは小さい息子2人を見つけ
今度は妻のマリアと長男のルーカスを
見つけようと
怪我した体を引きずりながら
病院などを巡ります、、、
家族の絆ってすごい
そしてこういうときの人間のあったかさ
繋がりってすごい、、、
ここでもあったんですね
東日本大震災が記憶に新しい私たち日本人は
スマトラ島沖地震のこんな現実、恐ろしさを
知っていたでしょうか、、、
また対岸の火事みたいになっていたかもしれません
改めてこの映画を観て
まだまだ自分に出来てない事が浮き彫りになって
考えさせられました
ご覧になった方はこの事実
そしてまた私たちの身近にある東日本大震災のことを
もちろん私も含め
想ってもらえたら考えてもらえたらと思います