映画 ヴァン・ゴッホ
© 1991 GAUMONT
この作品は
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作
「悪魔の陽の下に」(1987)の
モーリス・ピアラが監督
実は映画監督になる前は
画家だったそう
敬愛する
ヴィンセント・ファン・ゴッホの亡くなるまでの
何ヶ月間を描いている
愛溢れる作品です
© 1991 GAUMONT
療養のためにオーベルの村を訪れたゴッホは
医師ガシェに診てもらう為
彼の家へ出入りするうち
その娘マルグリットと出会います
ガシェは絵の収集家でもあり
著名な作家の作品を集めていましたが
もちろんゴッホの絵にも早いうちから
目をつけていて
娘の肖像画を描いてくれとお願いをします
37歳のゴッホは
倍以上も年下のマルグリッドを描きはじめたのを
きっかけに
やがて
2人は親密さを増していくのです
© 1991 GAUMONT
まぁありがちな出会いではありますが
よくあるパターン!笑
この頃ゴッホはマルグリッドと出会いながらも
娼婦たちと
遊びまわり
当時は幻覚症状があったと言われている
アブサンという酒を浴びるように飲んだりしていました
そんな自由で破天荒なゴッホに
ハマったマルグリッドは
たまったもんじゃないですよねー
そうこうしているうちに
ゴッホは自分のお腹を拳銃で撃ち
自殺してしまうんです、、、
© 1991 GAUMONT
生涯、芸術家であったゴッホは
一番の理解者であり支援者である
弟のテオを心から愛していました
テオもまたゴッホを愛していましたが
なかなか生きているうちには
画商であったテオも
ゴッホの絵を売ることができなかった
ときいうのも有名な話ですよね
少し滞在していたその田舎のホテルの人からも
愛されていたゴッホ
気まぐれで自由で気分屋で
どうしようもないけど
憎めない人
そして芸術を愛し
絵を描くことを毎日していた、、、
そんな姿が描かれていて感動しました
2013年、モーリス・ピアラの
没後10年を機に組まれた特集上映
「フランス映画の知られざる巨匠 モーリス・ピアラ」で
日本では初公開
11月23日(土)より第七藝術劇場
順次 京都シネマ
神戸アートビレッジセンターにて公開