木村敦志&星原健太 OFFICIAL BLOG [K501]

Atsushi Kimura & Kenta Hoshihara [soccer player]

Atsushi Kimura
1984.5.1/Osaka Japan

Kenta Hoshihara
Yamaga FC / DF / 22
1988.5.1/Osaka Japan

2011/10/31

ぽーぽー

ぽーぽー

マンシャンホー♪今日は僕のヒーロー。
ジャッキーチェンについて。

はじめてジャッキーに出会ったのは五才の時、父に「騙されたと思ってみてみ」と言われ無理矢理みせさせられた「香港国際警察(ポリスストーリー)」だった。

当時をこう語る。
「周りの子達はウルトラマンや仮面ライダー、戦隊ものに夢中でしたよ。僕は、バスに傘をどうかけるかなんて事ばかり考えていたけどね(笑)」

本人にしてみれば仮面ライダーやウルトラマンにあたる‘ヒーロー’それがジャッキーチェンだったのかもしれない…
仮面ライダーも好きやったけどね…

年を重ねるごとにジャッキー好きは加速していく

「昔住んでいた家の向かいに11階建てくらいのマンションができたんですよ。排水とかが流れる白い筒みたいなのあるでしょ?あれをつたって1番上まで登ろうとしたんです。何階か忘れたけど相当な高さまで来た時に、近所のマダムに見つかってしまってこっぴどく叱られたのを覚えてるよ(笑)」

こうして日々幼少時代を‘ジャッキーごっこ’に明け暮れていくのである


小学生になった頃ある事件をきっかけにやはり俺にはジャッキーしかいない!と決意する。
インディージョーンズも少し良いかな?と思いはじめたのだ。

「あれは弟と弟の友達とインディージョーンズごっこをしていた時かな。僕がロープがわりに縄跳びを振り回していたら弟の友達のカーツンの首にかかってしまってね。大事には至らなかったけど首に痕が残ったんだよ…一時的なものだけどね。僕はその事を物凄く父に怒られてかなり意気消沈したんだ。でもまだインディーの映画のシーンでやりたい事があって心残りはあったもんだからそれから数日たった夜に布団を敷いて弟が押入れから飛んでくるのを転がりながらかわすというのをやったんだ。そしたら弟が飛び過ぎてしまってちょうど僕の鎖骨に着地してしまったんだよ。その時に骨折してしまってね。僕の肩幅が広いのはそれが原因って事をここで皆に伝えておくよ。」

こうしてインディーのトラウマもありジャッキー一筋になってくのである。

「サンダーアームでジャッキーが生死をさまよった時は本気で心配したよ。僕が生まれる前の事だったけどね」

中学生になった星原少年は恋人も出来るようになった…

「はじめて出来たとてもいい関係だった恋人を僕の家に招いた時に、何をしていいのかわからずジャッキーの映画(あれは確か炎の大捜査線だったかな?)を見せたんだ。僕はみるのが9回目くらいだったから眠たくなってしまって寝てしまったんだ…起きた時彼女は膝を抱えながら死んだような目でアンディーラウの事を見ていたよ。」

それ以降彼女とギクシャクしてしまい別れることになる…
「何がいけなかったのかと考えた時に僕の得意技がうまれたのさ」

良いシーンだけを作品ごとに覚え早送りでそのシーンだけをぬくことができるようになったのである。

これであまりジャッキーに興味がない人でも楽しめるようになったのである。



大人になりそしてスタントマンという肩書きを持つようになった星原はこう思う。

「きっと父がジャッキー本人なのではないか?サンタクロースがおばあちゃんだと気づいてしまったあの感じにソックリなんだ。鼻も大きい目も似ているそしてなにより今でさえこれだけ夢中になれるなんて父しかない!ってね。でも本人には言わないよ。だってジャッキーはジャッキーなんだ。隆昭は父。僕の中ではまた別のヒーローなのさ…」


星原・ユエンロー・健太。