映画 ビフォア・ミッドナイト
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シリーズなので待っていた方も多いかもしれませんね
大人のカップルには是非見て欲しい作品です
列車のなかで出会って恋に落ちた
アメリカ人のジェシー(イーサン・ホーク)と
フランス人のセリーヌ(ジュリー・デルピー)
ウィーンの街を歩きながら夜明けまでの時間を過ごし
再会を約束して別れた
『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』(1995年の作品)
それから９年後
作家であるジェシーは
ウィーンでの一夜を小説に綴り
作家として訪れたパリの書店で
セリーヌと再会するのです
今度は
ふたりが過ごした夕暮れまでの
わずかな時間を描く
『ビフォア・サンセット』(2004年の作品)
そして今回は
さらに９年後
美しいギリシャの海辺の街が舞台
真夜中まで飾らぬ思いを語り合うのです、、、
かなり大人な会話になっていますよ
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それぞれにパートナーがいた2人でしたが
お互いへの感情に気づき
ロマンチックな再会を経て
今ではパートナーとして
子供たちと暮らし幸せにしているのですが
どうやらいろんな問題があるようなんです
ほとんどがふたりの会話で成立しているのが
このシリーズの魅力で
今回は冒頭の車中でのシーン
ギリシャ滞在中の友人宅で食卓を囲みながら
街中を2人で散歩しながら、、、
仕事や家族、愛
小説、過去、未来、
あらゆることについてテンポよく
おしゃべりが転がっていきます
ギリシャのラストデイに
2人でロマンチックに過ごすはずの
ホテルの一室で
2人はちょっとした言い合いから
傷つけあいながらも
本物の愛へと辿り着くのです、、、
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この作品を見終わって
「こんな関係がいいのかもなぁ
これだけ何でも言い合えて
また愛してると言い合えて
それが夫婦の本当の関係や
絆を作っていくのかなぁ」っと
率直な感想
私はとっても大好きなんですジュリーデルピー
女優だけでなく監督という制作の才能もあって
知的ですっごく魅力的！
彼女が演じるのは
美しく可憐な女性というより
リアルな女性像が多い気がします
今回の作品でセリーヌも
「仕事が出来るキャリアウーマンで
恋愛にも自由だった私が
子供だなんて！
毎日、子供たちを追いかけて、、、
醜く太ってきてしまって
女の魅力がないのよ！！」と
ヒステリックに泣き叫ぶ、、、
「俺は落ち着いてるからさ
論理的に話すよ」
というジェシーにさらに腹がたつ！
わかるーーーー！！
男の人っていつもそう！
女性がまるでその時その時の感情でしか
モノを言わないみたいに責める！！
そうそう！そうそう！
わかるー！
なんどもスクリーンに向かってうなづきました、わたくし！
まぁ是非ともこのシリーズ
そして特に今回のビフォアミッドナイトは
私たち世代で
長年おつきあいをしているカップルや
ご夫婦にとても響く作品なのではと思います
お2人で見られたら
ウチみたい！とかウチは違うね！とか
会話も広がり普段話せないようなことも話せるような
そんな気がしました
2014年1月18日（土）より
シネ・リーブル梅田
シネ・リーブル神戸
京都シネマにて公開
