仲西淳 OFFICIAL BLOG [All Eyez On J]

Jun Nakanishi [basketball player]

Tokyo Cinq Rêves / SG /1
Birthday : 1982/7/7
Hometown : Tokyo Japan
2017年4月

2017/04/24

ホーム最終戦

先日の試合をもって今シーズンのホームゲームが全て終了しました。

結果は茨城に2連敗という形でしたが、沢山のブースターさんが会場に足を運んで頂き、最後まで諦めずに選手達と一緒に声を枯らして闘う姿に心から感動しました。

正直勝って喜んでホーム戦を終えたかったというのが本音です。

ただそれ以上に頭によぎった事はこれからの山形のバスケットボールが盛り上がっていくという絶対的な自信です。

3年目とは思えないほどのあの紫の一体感。

試合前にブースターの皆さん達と一緒に心を高めるアンセムの光景。

これが今後4,5年後、またその先に完成されていった時の光景を試合後に想像していました。

本当にこれからの山形のバスケットボールが秘めるポテンシャルは無限だなと思います。

ただそれは勝手にやってくるものではなく、自分達で作っていくもの。

選手達としては試合そのものをもって高いレベルにしてワンプレイ、ワンプレイ魂のこもったエキサイティングなプレイをする。

また会場に行きたいっ!とファンの気持ちを掴むようなプレイ。それを常に追求していかないと駄目ですね。

結果が全てのプロですが、日本のバスケットボールはまだ始まったばかり。

ファンがその選手、またその選手から放たれるシュートにストーリーを感じられるような、そんなバックボーンを作っていきたいですね。

そんな風にあっと言うまにホームゲームが終了してしまいましたが、ホームゲームの会場設営をしてチームを支えてくださったボランティアの皆さん本当にありがとうございました!

自分達が毎回コートに立てて試合を出来るのもボランティアの皆さんのおかげです。

帰りの際に#1駿斗が出待ちされているブースターの皆さんに1人、1人ちゃんと対応してる姿を写真に収めました。

この光景がきっとこの先も山形のバスケットボールを支えていくのでしょう!

2017/04/19

1人の時間

山形では1人の時間が多い。

オフの時は自分の住んでる街の定食屋とか映画館に行って時間を過ごす事が多いです。

結構寂しがり屋なんで1人だと寂しくなりますが、1人の時間も凄く大事なので色々考え事したり、ニュースを読んだりと1人の時間の中で自分と向き合っています。

山形は街並みが綺麗で凄くお洒落な家も沢山あってモダンな感じが好き。

アメリカ時代に住んでいたトーランスに雰囲気が凄く似てるから凄く落ち着く。

今日はスターバックスでコーヒーを飲みながらゆっくりしています。

最近凄くコーヒーの味が分かってきたような気がします。

昔はただの苦い飲み物だったのに、今は豆の香り、味が分かるようになって大人になると分かってくる事ってあるんですね。

時間は皆平等に与えられる。

その使い道は自分次第ですね!

シーズンも後3週。

悔いの残らないように。

2017/04/16

VS 岩手

週末のホーム岩手戦は結果二連敗でした。

ホームでの連敗はあってはない事。

相手が誰であろうとホームコートは全力で守らないと。

試合に絶対はない。

相手が例え最下位のチームであろうと相手もプロ。

気持ちが上回ったチームがそれは勝つ。

自分達にエナジーが無かった訳でもないけど、相手のエナジーが自分達より上回った事は確かだと思う。

バスケットボールは小さな事の積み重ねでまた習慣のスポーツ。

やってきてない事をいきなりやっても出来ないし、リバウンドだってルーズボールへの反応だって全て習慣。

シーズン残り6試合。

残念ながら山形のB1昇格は無くなってしまいましたが、自分達でこの残り6試合に意味を持たす事はできる。

ただの消化試合にするのか、

それとも山形のバスケットボールの将来の為に最後まで死ぬ気で戦い抜くのか、

俺は迷い無く後者を選ぶし、チーム全員が同じ気持ちで戦ってくれると信じてるよ。

苦しい時に一緒に乗り越えていくのがチームだろ?

ブースターの皆さんも一緒に諦めないで戦ってくれてる。

皆の気持ちを乗せて6試合戦おう!

感謝。

2017/04/10

4月



お久しぶりです。

シーズンも4月に入って、残りも8試合を残すだけになりました。

しばらく間が開いてしまいましたが、ここ2ヶ月は色々な事がありました。

一番大きな出来事は自分自身の移籍です。

二月いっぱいで東京サンレーブスを退団して、B2のパスラボ山形ワイヴァンズに途中加入しました。

本当に色々と悩んで、考えて出した答えでした。

サンレーブスを退団するのも自身本当に辛い決断でした。

地元東京でプレイする事の意味は本当に自分の中で大きかった。

東京アパッチから始まったキャリア。

2年を東京で過ごし、そこから成長する為に選んだ移籍。

色々なチームを渡り歩いて、色々な事を経験して東京に帰ってきました。

B3リーグの中で戦っていく中で凄くやりがいは感じていたし、34歳のベテラン地元選手として東京のユニフォームを着てプレイするの最高に気分が良かった。

若い選手と一緒にプレイする事もまた自分自身を成長させてくれたし、競い合うのも最高に楽しい。

でもやっぱり自分の人生は挑戦の塊。

挑戦こそが自分の生きる道なんだよね。

だからチャンスがあれば高いレベルでプレイしたかった。

今回山形から声が掛かった事はまた新たなチャンレンジだと思ったし、目の前に挑戦するものがあるのであれば向かって行こうと決めました!

山形に来てもうすでに1ヶ月以上経ちましたが、全てが新鮮です。

もちろん生活面でもそうだけど新しい環境に慣れるのには時間が掛かったりするんですけど、今回の移籍に関しては時間をかける時間が無かったし、シーズン残り2ヶ月で他のチームに行くというのは難しい事だと分かりながらめちゃめちゃやりがいを感じてます。

何よりも今回自分自信”経験”に助けられたし、経験に勝るものはないなと改めて自分が通って来た道に感謝してます。

今山形で過ごしてるこの時間もまたひとつの経験として自分のキャリアに刻まれていって、またひとつ大きくなれるのかなと思っています。

シーズン残り8試合。

全ての試合が終わった時に自分も含め、多くの人が仲西が山形に来て良かったと思ってもらえるようにハッスルするだけです。

常に冷静に、熱く、謙虚に。