フランス映画らしいとゆうのでしょうか
愛、アムール
白いリボンが本当に素晴らしかった
ミヒャエルハネケ監督の最新作
この監督の素晴らしさは
無言で伝わる空気感ではないかと感じています
画の素晴らしさもさることながら
一瞬ドキュメンタリーなのではないかと思うほどの
生活の瞬間を切り取ったような
一見あまりストーリーに関係のない
出演者の動きやセリフ
これがものすごい伝わってくるんですよね
(C)2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk – Westdeutscher
ジョルジュとアンヌの音楽家夫婦
もう2人は80歳を超え
弟子の活躍やピアニストとして
世界を飛び回る娘の活躍ぶりを
微笑ましく応援していました
そんな平和な日々が続いていたのに
妻のアンヌが突然倒れてしまい
手術をうけるものの失敗
半身麻痺になってしまうのです
退院後二度と病院には戻りたくないと
夫と約束したアンヌでしたが
車椅子でなんとか動けるものの
家で生活するのは大変なことでした
(C)2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk – Westdeutscher
献身的に妻を支え続ける
夫ジョルジュでしたが
彼もまた老体であることから
看護師やお手伝いを雇って
なんとかやりくりの毎日
娘からは
これが本当に一番のケアなのかとどやされるのですが
妻を愛するジョルジュが考えた
ベストな介護のやり方でした
(C)2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk – Westdeutscher
娘との間に
溝が生まれつつも
なんとかアンヌをケアし続けるジョルジュですが
アンヌの病状は悪化する一方
彼女は死を選択したいと言い出し
また夫であるジョルジュもそれが一番彼女にとって
幸せな方法なのかと悩み始めます
(C)2012 Les Films du Losange - X Filme Creative Pool - Wega Film - France 3 Cinéma - Ard Degeto - Bayerisher Rundfunk – Westdeutscher
日本でも大変な問題になっている
介護
介護疲れ
介護を苦に、、、と
毎日ニュースで耳にする言葉
フランスでも問題なんだということを
目の当たりにしショックだったのと同時に
自分はこれだけ人を愛し
最期まで愛し続けられるのか?と。。。
長年連れ添ったから出来るのか?
長年連れ添ってる人は居ないし
これから出会う人と
本当にこんな素敵な関係が続けられるのか?と
自分の人生を相手に委ねられるほどの信頼関係を持つ
ということ
なんだか深く考えさせられました
3/9(土)公開
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