播戸竜二 OFFICIAL BLOG

Ryuji Bando [soccer player]

FC Ryukyu / FW /11
Birthday : 1979/8/2
Hometown : Hyogo Japan

2010/11/03

この時期・・・。

毎年のことながら、サッカー選手にとってこの時期は嫌な時期です…。

契約社会に生きてるから、わかってはいるものの、簡単に割り切ったり、理解出来ない問題がたくさんある。

今年も30歳オーバーには厳しい年になりそうな予感。

ただ単に年齢だけで判断して、若返りを求めてるような感じがする。

クラブが選手のことをどう思ってるのかっていうのは選手は敏感に感じるし、選手を大事にしているクラブは強いと思うし、団結力があると思う。

生え抜き、長年チームに貢献した選手に対するリスペクトを感じないクラブが多い感じがする。

年齢が上がってきた選手が環境を変えるのは簡単なことじゃないし、パワーがいる。

年齢が上がり活躍してサラリーが上がった選手はチームにとってはカットの対象になるのかもしれない。

けど、サラリーが上がってるっていうことは、その選手が活躍したからこその対価だと思う。

だから、もしダメなら下げればいいと思う。

いきなりクビじゃなくね。

景気も厳しいし、若返りもはかりたい。でもチームには必要やし、若手にいろいろな経験を伝えて欲しい。サラリーは減るけど、これでやってくれ。お前はまだまだやれる。期待している。っていう話があれば、粋に感じると思し、死に物狂いで結果を残そうとすると思う。


ただそれをやれるクラブが少ないと思う。


クラブを大きくしたり、成長したりしていくには絶対にそういうことが必要やと思う。

日本のクラブが価値を上げるには絶対必要なことやし、

それがクラブの歴史になっていくと思う。

最近、会社を直ぐに辞める人が多いみたいやけど、昔みたいに会社が生涯面倒をみます。っていう時代じゃなくなったから、それもしょうがないと思うし、サッカーの世界も同じやと思う。

選手を大事にしてるクラブ。

選手と言うより、クラブに関わる全ての人を大事にしているクラブ。

海外のクラブで言えば、マンチェスターユナイテッド。選手はギグス、ネビル、スコールズ。

彼らはマンチェスターユナイテッド一筋で、もう36歳くらいやけど、バリバリやってる。

確かに全盛期のプレーではないかもしれないけど、ここぞと言うときは流石のプレーをするし、若手がみんながリスペクトしている。


彼らも30歳を超えて、良くない時期もあったけど、良くない時期は若い時もある。

若いとそれを将来への試練だとか、成長する上で大事なこと。ですまされて、

30歳を越えると衰えてきた。ととられる。

クラブ、監督に期待され、それを感じれば年齢なんて関係ない。


ダメだと判断するのが早すぎると思う。


選手を大事にしないクラブに選手は行かないと思う。


俺もこの世界で生きてる身で、こうやって書くことでいろいろな意見があると思う。

ただ、いち選手の生の声を、心の叫びを知って欲しかった。

自分の心には正直に生きたいから。



大事なのはココロ。


それが全てやと思う。




クラブと言っても人と人との繋がり。

 

それを大事にしてほしい。

 

 

 

ban怒