マツさん。
マツさんが亡くなって2年が経ちます。
あの時は信じられなかったし、
今も信じられない。
今、自分は鳥栖に来て、
地方でサッカーを活性化させたいと真剣に考えてる。
やれることは何でもやりたいと。
マツさんが松本に行って、
松本を熱くした。
それと同じことを自分もしたい。
サッカーは素晴らしいスポーツで、
地方のチームは、
その土地を代表して、大きな都会のチームと戦う。
俺も田舎の出身やから、
それだけでバカにされる気持ちはわかる。
だからサッカーでは負けへんぞ!ってなる。
それがサッカーの面白いところ。
あの当時、マツさんが松本に行くって決まった時に連絡した。
最初は大変やろうけど、松本にサッカーを根付かせて、サッカーで熱くする。
そう語ってた。
あの時のマツさんの気持ち、
今はすごくわかる。
いろいろな経験をした選手が、
いろいろな経験を伝えに地方クラブに行くのは素晴らしいことだと思う。
鳥栖は素晴らしいクラブで、
クラブが一体となって戦っているというのをビンビン感じる。
だから、このクラブの力になりたい。
街も落ち着いてるし、博多までも近い。
間違いなく今後更に素晴らしいクラブになる。
その歴史に自分がいることが嬉しい。
10年後、20年後、100年後も、
クラブの人達に語ってもらえるような存在になりたい。
マツさんはすでにそうなっているし、
レジェンド。
俺はまだまだ。
マツさんが生きて出来なかったことを、
自分なりに考え進んでいきたい。
そして、素晴らしい魂を持ったサッカー選手がいたことを伝えていきたい。
2年前、
マツさんが亡くなってから、
俺はハットトリックを2回した。
自分の力だけではない感覚が今もある。
今年もそんな感覚が自分の中にはある。
見ていてください。
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