U-19。
U-19日本代表が発表されたね。
まさか拓実が入ってるとは…
あいつ何歳やねん。(笑)
俺のU-19は1998年。
代表での始まり。
その前の8月のSBSカップに初招集。
FWが少なかったから、
ナビスコやJでちょっと出てた俺に、
当時の清雲栄順監督が呼んでくれた。
アンダー世代とはいえ、
日本代表を背負えるっていうのは、
最高の感覚やったし、
あんな素晴らしい選手達と一緒にサッカー出来るのは、幸せ以外の何物でも無かった。
小野伸二、高原直泰、稲本潤一。
最高に有名な奴等。
他にも、
小笠原満男、中田浩二、本山雅志、
遠藤保仁、酒井友之、など。
とにかく凄い選手達やった。
他にもたくさんいるけど、
この選手達は抜けてたね。
こんな選手達とサッカーが出来るなんて、幸せやったし、もっと上手くなれると思った。
みんなからいろいろ吸収したい!
その気持ちだけやったね。
1998年10月。タイ。
ここが全ての始まりやった。
事前合宿でタイに行ったのが、
俺の初めての海外旅行。(笑)
ここでチャンスをもらい、
高原直泰との2トップで、
6試合3ゴール。
決勝で韓国に負けたけど、
ワールドユースの切符は手にした。
因みに、
遠藤保仁、小笠原満男、中田浩二は、
この時サブやった。
あの時はけっこうブーブー言うとったけど、それだけ自分に自信があったんやろね。(笑)
どれだけ凄いメンバーやったかは、
これでわかると思う。
このアジアユースが世界に繋がるねんけど、
残念ながら、
日本はこのところ
世界大会に出てません。
たぶん、
ミチや槙野や柏木の時の、
調子乗り世代以降出ていない。
20歳の若造に、
世界の経験はとてつもなくデカイ。
しかも真剣勝負。
俺らのワールドユースには、
シャビ、フォルラン、ロナウジーニョがいた。
シャビはもう別格。
でも、その時はバルセロナで試合にあんまり出てなかった。
でも、別格やった。
そういう経験を
若いうちにしないとダメ。
A代表の強化!強化!っていうけど、
下の世代から世界を知ってないとダメ。
しかも、
俺らの世代は、
準優勝まで行ったし、
劣悪なブルキナファソや、
ナイジェリアを若いうちに経験した。
これは本当に人生の財産。
若いうちしか経験出来ないこと。
感じれない事が必ずある。
是非U-20W杯の切符をとって欲しい。
それが未来の日本サッカーの為でもあるから。
19歳の若者に、
そんなモノを背負わせるのは酷やけど、
これから更に大きなモノを背負っていかなあかん奴等やから、
あえてプレッシャーをかけます。
みんなに、
日本の未来がかかってます。
U-19のみんな。
頑張れ!
魂で戦ってこい!
最後は気持ちやから!
U-ban