播戸竜二 OFFICIAL BLOG

Ryuji Bando [soccer player]

FC Ryukyu / FW /11
Birthday : 1979/8/2
Hometown : Hyogo Japan

2018/06/30

道を進む。


日本が決勝トーナメントに進みました。

と、同時に、
いろいろな事が話題になっています。


全体的にいろいろ見て思うのは、

サッカーの話を、これだけいろいろな人がしてくれて嬉しい!

と言うこと。


人の意見や想いはそれぞれで、
正解なんてないし、
みんなが同じなんてない。


でも、
今回の事に関して自分が思うのは、
勝負の世界は、
結果が全てで、
結果を出さないと次のステージには進めないということ。


あっ、
全てって言うのは良くないかもね。


でも、
負ければ先に進めない。

見れない世界がある。

これは紛れも無い事実。



人生っていうは、
毎日勝負があり、
競争や勝ち負けは付いて回る。



人との争いはなくても、
自分との勝負は間違いなくある。



そしてサッカーと言うは、
争いと、勝ち負けの中で生きいる。



サッカーを始めてからずっと、
勝負をしている。


相手を倒すこと、

仲間からポジションを奪うこと、

しんどい、カラダがキツい中、
自分に負けずにトレーニングすること。


毎日、毎日、毎日、毎日、
小さい勝負の連続で、
それがサッカーの一部となっている。


もちろん、
選手によっての価値観も違うし、
負けても満足出来る人もいるし、
内容を重視する人もいる。


でも、
そういう人達やチームは、
間違いなく勝ち取れてない。


何かを勝ち取るっていう事は、
いろいろな事を捨てても勝ちにこだわると言うこと。


何があっても負けない。

勝つ為にはどうすればいいか。

絶対負けない。


こういう事を毎日考えないと、
勝負には勝てない。



一つの結果を見て、

周りはいろいろ言える。

サッカーのプレーや判断もそう。

周りで言うのは簡単。


でも、
実際あの場にいて、

プレッシャーも死ぬほどかかってる中、
一瞬一瞬で判断する。


これはもう、
本当に出来るモノじゃない。


後から振り返り、
それがどうだったかを考える。

考えても答えなんて出ない。


何が正解かわからない。


人生に正解がないのと同じで、
サッカーにも正解がない。




だからこう思ったらどうかな?


自分達が応援してる代表、

自分達を代表して戦ってる選手、監督、スタッフ。




自分達は、
その人達の決断を尊重する。


想いはいろいろあるけど、
尊重する。






俺は西野さんと戦ってきたし、
たくさんの成功体験をしたから、
何の曇りもなく西野さんについていける。



火の中に飛び込め。

それが自分達の進むべき道や。

って言われたら、
迷わず進める。



それが強いチームやし、
それが勝負やから。



今回の西野さんの決断に対して、
いろいろな想いがあったにせよ、
それを遂行した選手達は凄いし、


遂行させた西野さんは、
やっぱり凄い。






話題になる事はいい事やし、
どんどんいろいろな意見を言えばいいと思う。


それでみんながどんどんサッカーを知って、好きになってくれたら嬉しい。





ただ、
もう次です。


決断トーナメント1回戦。


そこが今の全て。


いろいろ言うのは、
終わってから言える。


今は次に向けて、
みんなでサポート!


日本全体で、
気持ちを一つにしないと、
この戦いには勝てない。


それくらいの勝負。



何かやってくれるんじゃないか、
もしかしたら!


っていう期待感が半端ない!



ただ、
勝負事、
負けることも、もちろんある。


でも、
それは結果。


これだけ世界が熱狂し、
200ヵ国以上の国が参加した大会で、
16に残ってる。


この事実だけで凄い事。


この物語がどこまで続くか楽しみやし、


まだまだサッカーを知らない日本の人達は、これから経験していくはず。


ビジネスの世界でも、
政治の世界でも、


どこの国に行っても、
誰と話しても、


サッカーと言うモノの持つ大きなチカラを。



俺はそれを経験してるから、
やっぱりサッカーは素晴らしいと思う。



日本もJリーグが出来て25年。

その前からもいろいろな先輩方が作り上げてくれた歴史がある。


それを下に紡いでいく事が、
自分達の使命やと思うし、


いろいろな人達にサッカーを知ってもらい、より深く愛してもらえるようにするのが、自分達の役割やと思う。


一つの決断で、
これだけ国が揺れるようになってきた。


こんな素晴らしい状況はないし、


そんな中、
決断できるような存在になりたい。


そうなれるように、
日々勉強して、
日々戦わないといけない。


そう思いながら、
今の自分達のワールドカップである、
J3の舞台、岩手に向かいます!




FC琉球も応援してください!(笑)




ban謝