道を進む。
日本が決勝トーナメントに進みました。
と、同時に、
いろいろな事が話題になっています。
全体的にいろいろ見て思うのは、
サッカーの話を、これだけいろいろな人がしてくれて嬉しい!
と言うこと。
人の意見や想いはそれぞれで、
正解なんてないし、
みんなが同じなんてない。
でも、
今回の事に関して自分が思うのは、
勝負の世界は、
結果が全てで、
結果を出さないと次のステージには進めないということ。
あっ、
全てって言うのは良くないかもね。
でも、
負ければ先に進めない。
見れない世界がある。
これは紛れも無い事実。
人生っていうは、
毎日勝負があり、
競争や勝ち負けは付いて回る。
人との争いはなくても、
自分との勝負は間違いなくある。
そしてサッカーと言うは、
争いと、勝ち負けの中で生きいる。
サッカーを始めてからずっと、
勝負をしている。
相手を倒すこと、
仲間からポジションを奪うこと、
しんどい、カラダがキツい中、
自分に負けずにトレーニングすること。
毎日、毎日、毎日、毎日、
小さい勝負の連続で、
それがサッカーの一部となっている。
もちろん、
選手によっての価値観も違うし、
負けても満足出来る人もいるし、
内容を重視する人もいる。
でも、
そういう人達やチームは、
間違いなく勝ち取れてない。
何かを勝ち取るっていう事は、
いろいろな事を捨てても勝ちにこだわると言うこと。
何があっても負けない。
勝つ為にはどうすればいいか。
絶対負けない。
こういう事を毎日考えないと、
勝負には勝てない。
一つの結果を見て、
周りはいろいろ言える。
サッカーのプレーや判断もそう。
周りで言うのは簡単。
でも、
実際あの場にいて、
プレッシャーも死ぬほどかかってる中、
一瞬一瞬で判断する。
これはもう、
本当に出来るモノじゃない。
後から振り返り、
それがどうだったかを考える。
考えても答えなんて出ない。
何が正解かわからない。
人生に正解がないのと同じで、
サッカーにも正解がない。
だからこう思ったらどうかな?
自分達が応援してる代表、
自分達を代表して戦ってる選手、監督、スタッフ。
自分達は、
その人達の決断を尊重する。
想いはいろいろあるけど、
尊重する。
俺は西野さんと戦ってきたし、
たくさんの成功体験をしたから、
何の曇りもなく西野さんについていける。
火の中に飛び込め。
それが自分達の進むべき道や。
って言われたら、
迷わず進める。
それが強いチームやし、
それが勝負やから。
今回の西野さんの決断に対して、
いろいろな想いがあったにせよ、
それを遂行した選手達は凄いし、
遂行させた西野さんは、
やっぱり凄い。
話題になる事はいい事やし、
どんどんいろいろな意見を言えばいいと思う。
それでみんながどんどんサッカーを知って、好きになってくれたら嬉しい。
ただ、
もう次です。
決断トーナメント1回戦。
そこが今の全て。
いろいろ言うのは、
終わってから言える。
今は次に向けて、
みんなでサポート!
日本全体で、
気持ちを一つにしないと、
この戦いには勝てない。
それくらいの勝負。
何かやってくれるんじゃないか、
もしかしたら!
っていう期待感が半端ない!
ただ、
勝負事、
負けることも、もちろんある。
でも、
それは結果。
これだけ世界が熱狂し、
200ヵ国以上の国が参加した大会で、
16に残ってる。
この事実だけで凄い事。
この物語がどこまで続くか楽しみやし、
まだまだサッカーを知らない日本の人達は、これから経験していくはず。
ビジネスの世界でも、
政治の世界でも、
どこの国に行っても、
誰と話しても、
サッカーと言うモノの持つ大きなチカラを。
俺はそれを経験してるから、
やっぱりサッカーは素晴らしいと思う。
日本もJリーグが出来て25年。
その前からもいろいろな先輩方が作り上げてくれた歴史がある。
それを下に紡いでいく事が、
自分達の使命やと思うし、
いろいろな人達にサッカーを知ってもらい、より深く愛してもらえるようにするのが、自分達の役割やと思う。
一つの決断で、
これだけ国が揺れるようになってきた。
こんな素晴らしい状況はないし、
そんな中、
決断できるような存在になりたい。
そうなれるように、
日々勉強して、
日々戦わないといけない。
そう思いながら、
今の自分達のワールドカップである、
J3の舞台、岩手に向かいます!
FC琉球も応援してください!(笑)
ban謝