秋の香り。
沖縄には秋は無い。
というか、今が秋なのか?
っていうくらい暖かい。
沖縄は最高。
そう感じる毎日です。
藤川孝幸さんが亡くなった。
ヴィッセル時代に、
選手とキーパーコーチとしてお世話になり、何かあれば時々連絡を取り合っていた。
今年の4月くらいにニュースが出た時も連絡したら大丈夫という声が聞けたし、
必ず治すっていう気持ちが伝わった。
カズさんもそうやけど、
昔の読売の人達のメンタリティは凄く、
当時のヴィッセルには、
監督の川勝さん、コーチの森さん、
藤川さん、選手でカズさん、ヤッさん、
山口タカさん、スガ、ヤブ、サエなんかもいて、とにかく読売感が凄かった。
ヴェルディじゃなく読売。
そのメンタリティは勉強になったし、
技術やボールを繋ぐのが上手いと言われた中で、やっぱり1番はメンタリティの強さなんだと思った事を覚えている。
藤川さんにもそれは常に感じ、
いつも自分に厳しく、何かあれば声を上げて、クラブにも物申していた。
そんな読売の人達や、
藤川さんの事が大好きやった。
読売とは全く関係ないけど、
その魂は受け継いでると思っているし、
それを継承していかないといけないと思う。
今の子達は、
間違いなく上手くなってる。
でも、昔の選手達の方が、
間違いなく強い。
それは人間として。
サッカーにおいて、
人生において、
間違いなく大事なのはソレ。
十勝にチームを作り、
まだまだたくさんやりたい事があったと思う。
いろいろ無念だったと思う。
ご家族にはお悔やみの言葉しかありませんが、藤川さんの魂は、しっかり継承していきます。
Jリーグ創成期に、
いろいろな足跡を残してくれた、
サッカー界のレジェンドです。
こういうレジェンドが亡くなった時、
どういうリアクションが出来るかが、
これからのJリーグに求められると思います。
読売がやるのか?
ヴェルディなのか?
クラブはもちろんのこと、
リーグとして何かをやっていくべきだと、俺は思います。
今あるJリーグは、
たくさんの人達の足跡の上にあると思います。
その足跡を讃える事は、
本人よりも家族にとってかけがえのないモノになると思います。
そんなJリーグになる事を、
切に願います。
藤川孝幸さん
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
播戸竜二