LIRIONET  »  BLOG  »  河原 真 OFFICIAL BLOG [Simplicity & Fortitude]

こんばんは。

23日、下北沢CCOで伊東ミキオさんの45歳バースデーライヴにウッドベースでゲスト参加してきました！

伊東ミキオさんは、ウルフルズやゆず、石橋凌さん(ARB)などのツアーやレコーディングで活躍されているピアニストです。ロックンロールやブルースを基調にファンキーでブルージーなプレイで知られる、僕も大好きな先輩ミュージシャンのひとりです。

初めて会ったのは数年前。ロッカトレンチの事務所の先輩にあたるウルフルズのライヴの楽屋でした。

今回、共通の知り合いでもあるスタッフを通じて、参加させてもらえることになりました。年末にそのスタッフさんから話を聞いたときは自分の耳を疑いました。

「え？自分がですか？え？ミキオさんのソロライヴに？えー？しかもウッドベースでピアノとデュオで？？」

という感じでした。しかし、震えるほど嬉しかったのを覚えています。そして緊張やら興奮やらいろんな気持ちがどわーと溢れ出しました。電話を切って自宅でガッツポーズしました。笑

第一線で活躍する先輩ミュージシャンと共演できる千載一遇のチャンス。

そんな感じで参加させてもらったのですが、まず感想からいうと「最高！」でした。

スタジオでのリハのときからそうでしたが、ミキオさんが歌を歌ってピアノを弾いて、僕がウッドベースを弾いているのですが、なんというか、手が勝手に動くしフレーズも弾いたことないようなのがどんどん出てくるし、自分でも鳥肌の立つようなキレイな音色が出たり。なんとも不思議な感覚でした。やっぱりレベルの高いミュージシャンって、一緒に演奏する周りのミュージシャンのレベルもグンと引き上げることができるんだということを改めて肌で感じることができました。

そして、自分もそうありたいと強く思いました。

ライヴは二部制で、僕は後半から参加しました。前半は普通にお客さんと一緒に手拍子したり歌ったり爆笑したり、ある程度緊張しているはずなのにめちゃくちゃ楽しみました。ミキオさんの歌、MC、そしてピアノ。本当に素晴らしい。ミキオさんのよく使われている言葉を引用すると

バラスーシ！！！！

そして自分の出番がやってきて、楽器を構えた時点でもう「今日は絶対大丈夫」という自信が湧いてきていました。一体何なんでしょうかね。実際に、リハ以上にいい演奏ができたし、お客さんの楽しそうな顔がすごく印象的でした。さらに畠山拓也もトロンボーンで飛び入り参加して、なんか照れくさくもありながら自分の中にしまい込んでいた感情というか記憶も急に蘇ってきたりと、とにかくめちゃくちゃ楽しいライヴでした。

ミキオさんもMCで、バンドが休止してしまった僕らに激励の言葉をかけて下さって、そのときはさすがに込み上げるものがありました。

打ち上げでも一生忘れられないような嬉しい言葉もかけていただいて、これからの自分のミュージシャン人生において、とても大きな一日になりました。

ミキオさん、ありがとうございました！そして、お誕生日おめでとうございました！

何年か経って、雪がたくさん降った2012年の1月23日の下北沢の夜のことをまた思い出したとき、あの夜あのライヴがあったから自分は”ここ”にいる、と言えるようにこれからまだまだ頑張ります。

よく考えたら、バンド以外でウッドベースで仕事をしたのはこれが初めて。

まだまだこれから。こんなもんじゃないよ。

それにしても、12月3日といい、1月23日といい、なんか123に大切なライヴが続いちゃいましたね。

ほいじゃーね！みなさんまたライヴで会いましょう！

SHIN