自分達の。
昨日の沼津戦。
自分達の中でのワールドカップ。
そして、
個人としての久しぶりのスタメン。
そんな試合を勝利で終えて、
ホッとしてゆっくりオフを過ごしています。
まず、
サッカーというのは、
どのカテゴリーでもどの大会でも同じという事。
違うのは、
周りの目であったり、
プレッシャーであったり、
対戦相手。
5万人の中でも、
2800人でも、
基本は同じ。
でも、
やっぱり大きな大会で、
注目されたいっていうのが、
選手としての本能やと思う。
ワールドカップという大会を観て、
自分達の今いる場所を見る。
明らかにいろいろな事が違うけど、
サッカーをやる事は同じやし、
勝利に対する喜びもある。
要は、
自分がどう感じ、
どうするのか。
それが全てやと思う。
どんなカテゴリー、
どんな場所でも、
自分次第でどんな風にでもなる。
俺は久しぶりのスタメン。
ルヴァン杯や天皇杯はあったけど、
リーグ戦は2015年以来かな。
高ぶりというより、
不安というか、
カラダは大丈夫?
っていう気持ちがあった。
去年のルヴァン杯、清水戦。
スタメンで出て、
60分の交代の3分前に怪我をした。
そんな気持ちはあったし、
でも、それを乗り越えて次に進むっていう気持ちもあった。
いろいろ経験しても、
未だにこんな気持ちになる。
20歳なら20歳の、
30歳なら30歳の、
38歳なら38歳の、
想いっていうのはあるもんやね。(笑)
やっぱり怪我や、
身体の衰えっていうのは、
間違いなく加齢から来るモノで、
それは誰もが通る道。
その中で、
自分がどうしていくか、
どういう道を歩むかを、
日々考えていく。
今の話題でいうと、
イニエスタやね。
いろいろ言う人はいるけど、
彼が考え、
彼が出した答え。
それが全て。
俺は沖縄という土地に来て、
たくさんのモノを与えてもらった。
だから、
サッカーを通して、
沖縄に恩返しがしたい。
今で言うと、
J3優勝。
これに今年の全てを懸けたい。
シリアスにはもちろんなりたくない。
俺には昇格っていう経験があるし、
その中で、チームがどういう雰囲気が大事かっていう感覚もある。
この感覚には数字はないけど、
この感覚は、なかなか悪くない。
むしろ、ほとんど当たる。
ワールドカップを見てもわかるように、
チームっていうのは、
一瞬一瞬で変わっていく。
素晴らしいチームでも、
1人の行動、言動で、
全てが変わってしまう可能性がある。
直接的ではなくても、
後々振り返れば、
あれが原因やったって事がある。
そういう意味で、
西野さんは、
そこを非常に大事にする人で、
チームや、人っていうことを、
常に考えている人。
だから、
結果はどうであれ、
今の日本代表には期待が持てる。
そういう意味では、
セネガルの監督や、
中心選手のマネの発言が非常に素晴らしい。
アフリカのチームに良くありがちな、
気持ちの緩みや規律の無さが全くない。
だから、
今日のセネガル戦は非常に難しいと思う。
それも含め、
楽しみに見たい。
もっと伝えたい事はあるけど、
全部書いてたら日が暮れるし、
腱鞘炎になる。(笑)
試合で勝利し、
ゆっくりゆっくりオフを過ごす。
こんな贅沢な時間を経験出来るのは、
残り少なくなってきてると思う。
だから今は、
おもいっきりこれを楽しまないとね。
そして回復。
しっかりケアして、
また次に戦えるように持っていく事。
それが今の自分の責任。
沖縄のサッカーも、
日本のサッカーも、
もっと盛り上げられる存在に、
そんな存在に、自分はなりたい。
ban想