播戸竜二 OFFICIAL BLOG

Ryuji Bando [soccer player]

FC Ryukyu / FW /11
Birthday : 1979/8/2
Hometown : Hyogo Japan

2018/06/24

自分達の。


昨日の沼津戦。

自分達の中でのワールドカップ。

そして、
個人としての久しぶりのスタメン。

そんな試合を勝利で終えて、
ホッとしてゆっくりオフを過ごしています。


まず、
サッカーというのは、
どのカテゴリーでもどの大会でも同じという事。

違うのは、
周りの目であったり、
プレッシャーであったり、
対戦相手。


5万人の中でも、
2800人でも、
基本は同じ。


でも、
やっぱり大きな大会で、
注目されたいっていうのが、
選手としての本能やと思う。



ワールドカップという大会を観て、
自分達の今いる場所を見る。


明らかにいろいろな事が違うけど、
サッカーをやる事は同じやし、
勝利に対する喜びもある。


要は、
自分がどう感じ、
どうするのか。


それが全てやと思う。



どんなカテゴリー、
どんな場所でも、


自分次第でどんな風にでもなる。





俺は久しぶりのスタメン。

ルヴァン杯や天皇杯はあったけど、
リーグ戦は2015年以来かな。


高ぶりというより、
不安というか、
カラダは大丈夫?
っていう気持ちがあった。


去年のルヴァン杯、清水戦。
スタメンで出て、
60分の交代の3分前に怪我をした。

そんな気持ちはあったし、
でも、それを乗り越えて次に進むっていう気持ちもあった。


いろいろ経験しても、
未だにこんな気持ちになる。


20歳なら20歳の、
30歳なら30歳の、
38歳なら38歳の、
想いっていうのはあるもんやね。(笑)



やっぱり怪我や、
身体の衰えっていうのは、
間違いなく加齢から来るモノで、
それは誰もが通る道。


その中で、
自分がどうしていくか、
どういう道を歩むかを、
日々考えていく。


今の話題でいうと、
イニエスタやね。

いろいろ言う人はいるけど、
彼が考え、
彼が出した答え。


それが全て。




俺は沖縄という土地に来て、
たくさんのモノを与えてもらった。


だから、
サッカーを通して、
沖縄に恩返しがしたい。


今で言うと、
J3優勝。


これに今年の全てを懸けたい。



シリアスにはもちろんなりたくない。


俺には昇格っていう経験があるし、
その中で、チームがどういう雰囲気が大事かっていう感覚もある。



この感覚には数字はないけど、
この感覚は、なかなか悪くない。

むしろ、ほとんど当たる。



ワールドカップを見てもわかるように、
チームっていうのは、
一瞬一瞬で変わっていく。


素晴らしいチームでも、
1人の行動、言動で、
全てが変わってしまう可能性がある。


直接的ではなくても、
後々振り返れば、
あれが原因やったって事がある。


そういう意味で、
西野さんは、
そこを非常に大事にする人で、
チームや、人っていうことを、
常に考えている人。


だから、
結果はどうであれ、
今の日本代表には期待が持てる。


そういう意味では、
セネガルの監督や、
中心選手のマネの発言が非常に素晴らしい。


アフリカのチームに良くありがちな、
気持ちの緩みや規律の無さが全くない。



だから、
今日のセネガル戦は非常に難しいと思う。


それも含め、
楽しみに見たい。


もっと伝えたい事はあるけど、

全部書いてたら日が暮れるし、
腱鞘炎になる。(笑)





試合で勝利し、
ゆっくりゆっくりオフを過ごす。



こんな贅沢な時間を経験出来るのは、
残り少なくなってきてると思う。


だから今は、
おもいっきりこれを楽しまないとね。



そして回復。

しっかりケアして、
また次に戦えるように持っていく事。


それが今の自分の責任。


沖縄のサッカーも、
日本のサッカーも、


もっと盛り上げられる存在に、
そんな存在に、自分はなりたい。



ban想