ドイツを知る。
指導者セミナー、ようやくすべて終わりました。
2週に渡っていろいろと勉強してきました。
ドイツの指導者の考え方をさらに詳しく知ることが出来たことはもちろん、参加者の取り組む姿勢も非常に興味深かったですね。
人前で喋る仕事が増えてきたオレにとっては、教官の説明の仕方も、参加者の発言も、すべてが参考になりました。
人を惹きつける喋り方、引き込む喋り方、そして声掛けの仕方。
参加者をどのように巻き込み、多くのことを伝えて行くのか。
とにかく、そういうところに多くの発見がありましたね。
あ、もちろんセミナーの中身もすごく勉強になりましたよ。
ドイツの強さ、正確さ、そういったものは、こういうところから支えられているんだろうなと再確認出来ました。
いろいろな要素があるとは思いますが、子供たちへの指導でとにかく重要なのは、親御さんらの協力だと。
協力というのは、ただ単純になんでも関わってくれということだけではなく、距離感とか信頼とかそういう部分も含めてです。
そして、こんなに細かいことにこだわってるんだなぁと言うこと。
ドイツは契約社会なのですが、とにかく書面でやり取りするんです。
日本人ならその感覚が分かったり分からなかったりだと思いますが、とにかくいろいろなリスクマネージメントをした上で、対策を書面にしておくというか。
もう少しわかりやすく言うと、責任の所在をすごくはっきりさせたがるんです。
どこからがコーチの責任、どこからが親御さんの責任、とか。
良かれと思ってコーチが子供を車に乗せて送って行って、事故を起こしてしまったら、すべてがコーチの責任になるので、決して好意でそういうことはしてはいけない、とか。
書面での許可なく、友達のお母さんが他の子を一緒に連れて帰ってはいけないとか。
そこまでこだわるかぁって感じだけど、あとで責任を問われたときに、しっかりと対応するためには、“厳密には”そこまでやるべきなんだそう。
うーむ、そういうシステムというか、細かい仕事が出来るヨーロッパ人は、やはりドイツ人くらいなんでしょうね。
改めて再確認出来ました。
とにかく、資格も取れて、一安心しましたw
さて、これでまた100%またフォルトゥナの仕事に復帰です。
今週のフォルトゥナの試合は月曜日の夜。
すでに32000枚を販売しているザンクトパウリとの一戦です。
ここまで6戦無敗(4勝2分)と好調ですから、是非維持したいところです。
サッカーがないと、物足りなすぎて寂しくなってしまいますので。
夜な夜な、一人でPCに向かうのは虚しすぎて。
ということでブンデスリーガ再開は大歓迎。
また、熱い週末到来です。
あ、もうすぐハローウィン。
「頑張るときはいつも今」
GENGO