危機感。
急にまた、日本政府がコロナ感染拡大に危機感を高めているようですね。
ほんの2週間前には、東京オリンピックの延期や中止はないと言っていただけに、世界から出場拒否が出るようになり、止むを得ず延期を決定した途端、今度は緩和していた自粛をまた強めるという。
申し訳ないですが、一貫性がないこの対応を見ていて、なんだか情けなく思います。
急な学校の休校を要請したことで、関係各位対応が大変になりながらも、なんとかみんな対応したのはさすがの日本人気質。
しかしその間に検査を限定数しかしなかったことで、感染者数の数字は伸びなかったわけで。
それはやはりオリンピック実現のために極力数字を抑えようとした結果だったのは間違いないでしょう。
だから世論的にももうピークは過ぎたように感じてしまいましたし、だからこそいろいろな外出自粛も緩和せざるを得なくなったんでしょう。
でも感染の中心がヨーロッパやアメリカに移ったなんてのは、メディア操作にすぎません。
日本だって徹底した検査をしていたのであれば、はるかに多い感染者数はもっと早いタイミングで出ていたと思います。
この週末のあちこちでの外出自粛要請についても、若者らは平気で外出しているという記事を見ました。
そりゃ、こんな政府の言うことには従いたくないと思ってしまってもしょうがない気もしてしまいます。
それでも。
外出は本当に控えないといけません。
ボクのいるドイツも含め、スペインもイタリアもフランスも、厳しい外出禁止を受けています。
買い物や散歩、ランニングは許可されていますが、それ以外はほとんど自宅軟禁状態。
不要な外出は罰金です。
日本政府の対応は下手だなぁ呆れてしまいますが、それでも本当に危機感を感じているのなら、もっと強い指示を出すべきです。
つまりヨーロッパやアメリカのように条件付きの外出禁止にするべきです。
それが守れない人からは、容赦なく罰金を取るべきです。
それで集まったお金は、逆に今会社をクローズせざるを得ない会社や個人に分配すればいいですよ。
それくらいルールを守れない者には罰則を、ルールを守って損害を受けている者には補助をすることが必要だと思います。
目に見えないウィルスだから厄介ですが、世界中で戦争をしていると思えば、もっと自覚して行動できるのでしょうか。
とにかく不要に外出する物は罰金にするべきです。
正直者が馬鹿を見る社会じゃいけません。
もはや不要に外出した結果、感染してしまったような若者は治療を受ける権利もないですから。
やるならそれくらいやるべき。
花見だ、クラブだ、買い物だと言ってフラつく奴らは、もう問答無用ですから。
今の日本の姿は恥ずかしいです。
どうか感染爆発など起こらせないでください。
一人一人の自覚、これしかありません。
恥ずかしい行動を取る者は出て行け。
そうであって欲しいし、そうでなくちゃいけません。
頼むよ、サムライの末裔たち。
「頑張るときはいつも今」