ルーヴェン高崎U15ドイツオランダ遠征2017終了。
3試合の親善試合を経験した彼らですが、そのほかにも特別な経験をしました。
実は日本でも過去に5回のドイツ語サッカースクールを実施していたルーヴェン高崎。
今回遠征に来たメンバーはそれをうけていた子達です。
ということで、この遠征中にフォルトゥナのアカデミーコーチが、特別にトレーニングをやってくれることに。
でももちろん彼はドイツ人です。
そこで、この特別トレーニングに備えて、ボクが前日に1時間半のドイツ語レッスンを実施。
これで復習をしっかりとした彼らは、ドイツ人コーチのトレーニングに挑みました。
ほとんど何を言われているかわかりませんが、それでも時々理解できる単語が出てくると、嬉しそうに反応する子供たち。
あっという間の1時間半でしたが、本物のドイツ人コーチが発するドイツ語が理解できる感動は相当だったのではないかと思います。
そんな特別な経験をした彼らですが、そのほかにもスタジアム見学ツアーにも参加しました。
まずはフォルトゥナのホーム、ESPRITアリーナ。
もちろん、案内を担当するのはボク。
スタンドはもちろん、VIPエリアやピッチサイド、プレスルームにロッカールームまで、くまなくご案内。
想像以上のスタジアムに、選手たちもなかなかの興奮度^^
もちろんチーム写真もパシャり。
2部に所属するフォルトゥナが、まさかこんなに大きなスタジアムでプレーしているとは、って感じで驚いてくれたので良かったです。
ちなみに翌日にはシャルケのスタジアム見学も。
ここはさらにもっと大きいスタジアム。
内田選手がプレーしているところはテレビで見たことがあるけど、自分たちがその場所に来ているって思うと、それがどれだけ特別なことだって気づきますよね。
そしてそして、もちろん試合観戦も。
まずはフォルトゥナvs1860ミュンヘンへ。
約24000人が入った試合は、フォルトゥナが0-1で負けてしまいましたが、これぞ2部と言わんばかりの激しいぶつかり合い。
選手たちも真剣に試合を見てくれてました。
そして翌日はさらに上のレベルの試合を観戦するためにフランクフルトへ向かいまして。
フランクフルトvsボルシアMGをスタジアム観戦しましたが。
試合は0-0となりましたが、惜しいシーンではルーヴェンの選手たちも大興奮。
負傷のために長谷部選手がいなかったのは残念でしたが、応援合戦もすごいし、熱気もすごかったです。
そんなこんなで、最終日にはケルンとアーヘンの世界遺産である大聖堂をそれぞれ観光し、全ての行程がコンプリート。
濃密な1週間の遠征が無事に終了し、日本への帰路へ着くこととなりました。
彼らは小学生のときから見てきたこともあり、今回実際にドイツに来てどのように感じたのでしょう。
思春期の中学生からそれを読み取ることは容易ではありませんでしたが、それでも感受性豊かな年頃ですから。
このドイツで見て触れ合って感じたことは、きっと彼らの人生に大きな影響を与えてくれるはずです。
それに今はちゃんと気づけなくても、あとで気づくこともあるでしょうから。
百聞は一見に如かず。
とにかく経験とは、した者のみの特権ですからね。
彼らがこの特権を大切にしてくれることを願っています。
こうやって関われたことを嬉しく思うとともに、またいつか再会できる日を、心から楽しみにしています。
皆さん、お疲れ様でした。
「頑張るときはいつも今」