清水エスパルスU18ドイツ遠征4・5日目。
2試合を消化したエスパルスU18の面々は、4日目にブンデスリーガ試合観戦へ。
向かったのはボルシア・メンヒェングラッドバッハ。
対戦相手は28歳にしてブンデスリーガ1部の監督になったことでも有名なナーゲルスマン監督率いるホッフェンハイムです。
チームカラーの緑が目立つスタジアム。
とにかくチーム行動しているときは、記念写真が基本!
試合は3-3という両チーム合わせて6点入る退屈しない内容。
ドイツ代表のシュティンデルのトラップシュートなどは、まさにワールドクラスというプレーでした。
でも、何よりも辛かったのは寒さではなかったでしょうか。
15:30キックオフという昼間の試合だったとはいえ、氷点下で90試合観戦するのはなかなか堪えるはずですから...苦笑
そして、エスパルスU18の関係者にとって興味深かったであろうプレーはこちら。
審判がビデオ判定を行なったシーンです。
実はエスパルスU18は、昨年もドイツ遠征に来てくれたのですが、その際に行なったバイヤー・レヴァークーゼンU19との試合が、このビデオ判定導入に向けたデモとなったんです。
結局その後、このビデオ判定というシステムが導入されることになったので、そういう意味でも、監督さんらは「おー、あの時のシステムが本当に導入されている!」って思ったかもしれませんね。
そんなこんなで、今日は感覚で本場のサッカーを堪能する日となりました。
そして5日目。
ようやく時差ボケもなくなり、体もうまく動かせるようになったきたかなというところで、この日はオスナブリュックという街まで遠征です。
トップチームこそ3部リーグ所属ですが、このクラブも2部に長く所属していた立派なプロクラブであり、U19チームはハンブルガーSVやハノファー、ヘルタベルリンなどが所属するU19ブンデスリーガ・ノース/ノースイーストに所属しており、8位と健闘していまして。
一昨日の1.FCケルンの敗戦から課題を修正しながら、この試合に挑みました。
意外だったのは、オスナブリュックU19チームは丁寧にショートパスをつなぐスタイルだったこと。
パワーやスピードではなく、比較的日本スタイルに近い戦術だったのですが。
そういう対戦になると、エスパルスは個人のクオリティが非常に高いですからね。
試合はエスパルス優勢で進み、最終的には2-0で勝利を収めることができました。
それでも、ケルンよりは少し力が劣る部分があったものの、オスナブリュックも非常に良いチームだったと思います。
そして何よりこのクラブのおもてなしが素晴らしかったです。
この日も非常に寒かったのですが、サブ選手たちのためにブランケットを貸してくれたりして。
そういうささやかな気遣いを受けるだけでも、一気にこのクラブやそこで働く人たちに好感を持てるようになりますし、自分たちもそうあるべきだと思えるものです。
選手たちは、プレーだけでなく、こういう振る舞いからもまた、何かを学んでいってもらえればいいなと思いますね。
ということで、この日も寒い中、最後までお疲れ様でした。
SETAGSチーム