これがサッカービジネスか
あっという間に2月に入ってますが、ブログを更新していませんでしたので。
正直、ボクにとっては全くあっという間、ではなかったです。
フォルトゥナが2連敗し、これによりフンケル監督の解任に踏み切ったんです。
そこから駆け込みで2選手が新加入し、さらに1週間で3試合と、フォルトゥナにとっては怒涛のような日々。
先週はリーグ戦としてフランクフルトと1-1の引き分けで、今週は火曜日にドイツ杯ベスト16で格下に5-2の快勝。
今日がその怒涛の3試合の3つ目なので、とにかく勝利したいところです。
そんな中ではありますが、恒例の1/29を迎えておりました。
これでドイツ生活15年がコンプリート。
そして16年目がスタートしています。
ふつうに生まれた子が高校生になってる年月。
下手したら大学受験の勉強すら始まってるくらいか。
立ち止まって振り返り、そしてまた前を向いて前進する。
とにかくこの繰り返しだとは思っていますが。
フォルトゥナに話を戻しますが、選手たちの戦いはもちろんですが、実はフロントも大きな転機を迎えようとしています。
それは10年以上付き合ってきた(契約してきた)代理店との契約を、今シーズンいっぱい(2020年6月30日)で終了とし、来シーズン(2020年7月1日)からはクラブ独自のマーケティング部門で全てを回していくという決断を下したのです。
ということでその切り替えに向けて、特にマーケティング部門は大きな内部改造が行われようとしています。
日本デスクの業務は今や多岐にわたりますが、日系企業への営業や、すでに10社を超える日系パートナー企業の対応は非常に重要な仕事となっています。
だからボクもこの編成の中でいろいろなことを考え、感じながら日々を過ごしています。
フォルトゥナはまだ、1部と2部を股にかけるようなクラブ。
クラブ予算規模も80億円程。
でも5,4600人入るスタジアムをホームとし、平均で4,4000人の観客数を誇るクラブ。
日系企業も含め、インターナショナルな企業も多いデュッセルドルフをホームとしているという意味でも興味深い。
いろんな切り口で見ることで、フォルトゥナは多くの日本クラブの参考になるクラブだと思っています。
ボクは常に日本サッカーのために、という視線を持っていますので。
そのために、現在の置かれている状況でも、色々なことを学び吸収しておこうと思っています。
それはきっと近い将来、日本サッカーの発展に還元できるはずですので。
とまあ、今日もつらつら書きましたが、要は今日の試合に勝ちたいってことです。
サッカービジネスは、やはり結果が大事な世界。
シビアですが、これを痛感しながら、それでも他のことも同時にやっていきたいと思います。
それでは、良い週末を。
「頑張るときはいつも今」