洗車日和
大寒波がくるぞ、来るぞと
言われよる。
"大" 付くほど寒波てどんなもんよと
妙に楽しみにしてしまっとる。
しかし
お昼過ぎてもまだ来んのやからして
大チャーーンス！
と思い立ち洗車へ。 何がどう"大"チャンスなのかは自分でも分からん石幸一です。
オレ、運転してる時より
洗車中の車の中にいる時の方が好きみたい。
大寒波同様に
くるぞ来るぞと、じわじわ徐々に
ブラシが迫ってくるときに訪れる高揚感。
ギャーーー、すんごいグルグルした
ブラシのお化けが迫ってクルーーー
助けてーーーー
通り過ぎたあとの安堵感。
フゥ〜
ひとまず、グルグルお化けから逃げ切れたぁ…
と思ったら
ギャーーー
また後ろからグルグルきたーーーー！！
死ぬーーーー
の繰り返し。
その間
ずっと 自分が前厄であることも忘れ
車の中でひたすら、ギャーーーギャーーー喚いてる。
ここまで純白のオッサンになれる事って他にあるか？
お金が続くのであれば
本当にいつまでも洗車機の中にいたいと思ってる。
この際、部屋の天井・壁紙を
大ブラシにするのもアリかと思う。
メガネのフレームにブラシ付けてみるのも良いかもしれん。
オッサンのピュアが止まらない。
仙石幸一
