信念は真っ直ぐ。
6月の2週間の日本滞在。
オレにとっては本当にターニングポイントになりました。
日本のメディアに、「フォルトナ日本デスク」「ブンデスリーガをよく知る人間」という立場で取り上げてもらうことが出来たのです。
FOOT×BRAINというテレビ番組に出演させてもらい、サッカーダイジェストというサッカー雑誌でも取り上げてもらいました。
さらに付随して書いてもらったコラムなどは、オレの過去を紹介してくれるもので。
そしてそれらに対して、本当にたくさんの方々からリアクションを貰いました。
ブログやFacebookにもコメントをいただきましたし、メールもたくさんいただきました。
オレのことを知らなかった人たちからは、
「とっても分かり易かったです」
「ドイツサッカーやブンデスリーガにもっと興味を持つことが出来ました」
「生き方に感銘を受けました」
なんてコメントが。
皆さんにどう伝わったか気になっていたので、そんな声が聞けて安心しました。
そしてオレのことを知っている人たちにもホントに感謝。
ドイツの地でオレに関わっている人たち、すでに日本に戻った人たち、群馬時代の仲間や知り合い、筑波大学時代の仲間や先輩、後輩たち。
もちろん、学習院中高時代の仲間や先輩、後輩からもコメントやメールがありました。
更には、小学校や幼稚園時代の友人らからもコメントがあったりして。
オレがドイツにいることは結構みんな知っていたみたいだけど、何をしているか知らなかった人たちにとっては、結構インパクトがあったんでしょうね。
オレが細々と綴り続けてきたブログ「独国奮闘記」「独国奮闘記2」を読んでいてくれた人たちは、こうやってオレのやってきたことが評価されたことを、まるで自分のことのように喜んでくれる人たちもたくさんいました。
「ホントに立派になったね」
「努力って実るんだって姿を見せてもらったよ」
「お前のドイツでの頑張りを知っているだけに、自分のことのように嬉しかった」
「放送を見るまでは心配だったけど、終わってからはなんだか誇らしかったよ」
「いろんな姿が目に思い浮かんで、涙が出ちゃった」
「なんか、とにかく鳥肌が立ったわ」
などなど。
あのね、そんなみんなからのコメントやメールもホントに嬉しくて。
その言葉の1つ1つをみんなの顔や表情、声なんかを想像しながら読んでたら、涙も溢れましたよ。
ホント、みんなダンケシェーン。。。
もちろん、今回の機会で何かを成し遂げたとは思っていません。
むしろ、やっとやっと、小さな小さな芽が出たって感じです。
やっとスタートラインに立ったような気分です。
このを芽しっかり育てていく必要がありますし、こっからしっかりこのチャンスを活かしていかなくては意味がないです。
とにかく今は、4年前に立てた短期目標をしっかりと達成しようって思っています。
それはまず、フォルトナとともにブンデスリーガ1部に昇格し、1部のフロントで働く初めての日本人になること(ここはクリア)。
そして日本デスクというものの更なる確立(まだまだ不十分)。
そしてそして、フォルトナにも・・・(これが大事)。
中期目標は今、当時とは少し変わりつつあります。
正確に言うと、もっと昔に考えていた思いが再び出てきている、というか。
サッカーダイジェストのインタビューでも軽く触れましたが、このドイツという地に根を張り続け、日本サッカーをヨーロッパへ導く役目を担いたいという思い。
具体的な部分は書きませんが、とにかくそんな存在になりたいし、誰かがそれをやらなくちゃいけないって思っていました。
もちろん今もそれは思っているし、「ドイツに永住するんですか」という質問が出るたびに、「必ずしもそうとは限らないけど、こっちを基盤にすることを考えてる」って答えてきました。
でもその一方で、今回日本に滞在し、講演や講義をし、メディアでもいろいろと話させてもらって、素直に日本にもっともっといろんなことを伝えていきたいっていう思いが大きくなりました。
なんだろ、勝手な言い方ですが、使命みたいなものを感じました。
ですので、これからはもっと機会を見つけて日本へ飛び、可能な限り、講演や講義などを通じて、いろいろな情報発信をしてきたいなって。
そしてその先に、日本のサッカーを盛り上げる役目を担うってのもあるんだなって思ったんです。
これは実はドイツに行きたいって思ってた学生時代にも思っていた気持ち。
ドイツのブンデスリーガクラブの経営を勉強して、Jクラブを育てたいって思っていたんです。
名門クラブももちろん興味ありますが、地方のこれからのクラブで、そのクラブを盛り上げるのって遣り甲斐ある仕事だろうな。
26歳のとき、縁があり、ある地方のJクラブを目指すの関係者から、君のようなマンパワーが必要なんだってことを言っていただいたことがありました。
今でもはっきり覚えていますが、そのときは丁寧にお断りしたんです。
なんでかって、今のオレが行っても、まだ何にもドイツで勉強出来ていないし、経験出来ていなかったですから。
ブンデス1部クラブで仕事して、経験を積んで、そんな日本のクラブにも十分自分の能力を還元できるって思わないと行けないって思ったんですよね。
よく考えたら、今、オレはその近くまで来ているのかもしれません。
だから、そんな仕事も真剣に考えるようになりました。
もちろん今すぐじゃありません。
でも、そんな可能性も考えていきたいな。
未熟な自分が立てた目標を、必ずしも常に持ち続ける必要はないと思います。
でも大事なのは、未熟な若造だろうが、経験豊富なベテランだろうが、自分の“信念”だけは貫いていくべきだなって。
オレの根本には、「日本サッカーの発展に貢献したい」という思いがあります。
これを軸に生きているので、そんな思いを貫いていくことを大事にしていこうと思います。
とにかく今回の日本での活動が、オレの将来にまた新しい可能性を加えてくれました。
これは間違いありません。
これからも自分を信じて、更なるステップアップのためにいろいろな種をまき続け、そして育て続けようと思います。
ということで、この辺でお喋りなブログは終了にしましょう。
長々と読んでくれて、いつも感謝です。
それでは。
「頑張るときはいつも今」
GENGO
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Posted by: rencontres gays | 02/14/2015 at 00:48