Jリーグ、20歳。
日本にプロサッカーリーグが出来て20年。
今日本ではこのニュースがたくさん聞こえているのでしょうか。
オレ自身はどれだけアンテナを張っても、自分が欲している情報しか入ってこないから、少なくともそう見えます。
実際はどうなんだろう。
20年前、オレは中学1年でした。
Jリーグブームを思春期に全面で感じながら成長したという感じ。
そしてドーハの悲劇やジョホールバルの歓喜も、サッカー選手を夢見る1人のサッカーバカとして、記憶に刻んできました。
そんな時代をモロに記憶して、そして感じてきた世代がオレの前後の世代なんだと思っています。
1歳上が小野伸二選手らスーパースターたちのいるゴールデンエイジで、このJリーグの勢いにのって世界に飛び出した先駆者集団として、尊敬しています。
そして今の代表の中心にいる調子乗り世代と言われた彼らが、ちょうどこのJリーグブームを小学生なりたてくらいで感じたはず。
W杯も98年のフランス大会から記憶にある世代。
日本は93年にJリーグが出来、98年からはずっとW杯に出場してます。
その後中田英寿選手、小野選手を筆頭に世界の舞台でも、日本人選手が活躍する時代に。
そんな環境を当たり前のように見て育ってきた最近の選手たち。
彼らが今、世界にトップの舞台で堂々と活躍する時代になったのです。
ちょっと前を考えたら、本当にすごい成長スピードですよね。
やはりこのすべての進歩には、Jリーグの存在が欠かせないわけで。
国内にプロリーグがあること。
そこが子供達の憧れの場所になること。
それがサッカー文化を作って行くのです。
選手の海外流出が叫ばれる時代にもなってきましたが、Jリーグはまた新たな進化をし始めるはず。
外にいるからこそ、ちょっと違った目線で見ています。
とにかく祖国のサッカー文化の更なる発展に、オレもいつか貢献していけたらいいなと。
Jリーグのスタジアムを、ブンデスリーガクラブのような熱狂に包み込めたら。
最高ですよね。
Jリーグ、こっからが“成人"としての新たなステージです。
これからも楽しみにしています。
「頑張るときはいつも今」
GENGO