あの感動の延長戦がデュッセルドルフに!!
今年の全国高校サッカー選手権大会は、富山第一高校が劇的な逆転勝利を収めて幕を閉じました。
オレは現地でその激闘を観戦させていただきましたが、現在の国立競技場最後の選手権と言うことで、超満員の観客が入っていました。
しかし、国立競技場ラストメモリアルよりも、現場で試合を観戦した方々は、はるかに大きなものを感じる決勝戦だったように思います。
後半ラスト数分まで2点リードしていた石川県代表の星陵高校。
観戦していたほとんどの人が星陵高校の優勝を確信していたと思います。
でもピッチでは1ミリも諦めない富山第一の選手が、ものすごい闘争心で戦っていました。
富山第一サポーター席も、魂の応援を続けていました。
きっと、地元富山の方々も物凄いパワーを送っていたことでしょう。
その結果、残り数分からの奇跡的な同点劇。
そして延長戦へ。
延長戦では星陵高校がゴールバーを叩くスーパーシュートを放つも、運にも見放され。
すると逆に富山第一高校が、目の覚めるようなスーパーゴールを叩き込み、ついに大逆転に成功。
もはや、これがこの国立最後の高校選手権だ、という思いよりも、なんというエキサイティングでドラマチックな“最蹴章”だったのだろう、という感じでした。
ときにサッカーの試合は単調で、つまらないこともあります。
そうすると90分って長いなぁって感じることもあります。
でもこの試合を見た人に、そんなことを思う人は1人もいないでしょう。
90分+延長30分に、物凄いドラマが詰まっていて、感動しかありませんでした。
ちなみにあとで知った富山第一高校の更なるドラマに、目頭を熱くした人も少なくないはず。
興味ある人は、こちらを必読。
そんなドラマチックな幕締めとなった今年の全国高校サッカー選手権大会。
しかし、この大会の延長戦は、ドイツ・デュッセルドルフにあるのです。
この大会の優秀選手を集めて構成されたサッカー高校選抜チームが、今年4月に行なわれるU19デュッセルドルフ国際サッカートーナメント大会に出場するのです。
非常に歴史ある大会で、高校選抜チームは30年前に初出場してから、これまで2年に1回ずつ、この大会に出場してきました。
そしてついに昨年、初優勝に輝き、それもあって、今年からは2年に1回ではなく、毎年出場することになったのです。
*写真は大会HPより
そんな今年のU19国際大会は、4月17日から21日に開催されます。
全部で10チームが出場し、5チームごとのグループリーグを戦ったのち、順位決定戦と準決勝・決勝を行ないます。
変則トーナメント大会で、1試合は25分ハーフとなるため、1日に2試合程度を消化していくことになります。
ちなみに今年の出場チームをご紹介すると、、、
ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
バイヤー04レヴァークーゼン(ドイツ)
VfLボルフスブルク(ドイツ)
フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)
BV04デュッセルドルフ(ドイツ*開催クラブ)
PSVアイントフォーヘン(オランダ)
ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
レッドブル・ザルツブルク(オーストリア)
トットナム・ホットスパー(イングランド)
日本高校選抜(日本)
となります。
対戦カードはこちら。
ちなみにこの大会には、ドイツ代表でプレーするゲッツェやフンメルス、ミュラーやケディラ、トニークロース、シュヴァインシュタイガーをはじめ、ブラジル代表のカカーや、オランダ代表のスナイダル、元イングランド代表のマイケル・オーウェンなど、その後素晴らしい飛躍を遂げている選手たちがたくさん出場しています。
はい、こっからは、この大会を是非観に行きたい、という方、特に注目です。
そんな未来のスーパースターを間近で見ることが出来るこの大会。
でも、どこでどうやってチケットが買えるのか分からない、という皆さんに朗報です。
デュッセルドルフの中心地、インマーマン通りのCAFE RELAXさんで、前売り券の販売がスタートしました。
4月17日から21日(*18日は試合なし)の大会中すべての試合を観戦出来るチケットをご購入いただけます。
チケットの種類は3つ。
ファミリーチケット:大人2人+子供(14歳まで)2人
60ユーロ
大人チケット:
25ユーロ
学生、シルバーチケット:
15ユーロ
です。
イースターの時期ですので、是非ご家族で、お友達と、未来のスーパースター探しに行ってみてはいかがですか?
ちなみにオレは、この大会の実行委員の1人ですので、もちろん会場におります。
1人でも多い、皆さんのご来場をお待ちしております。
そして、日本高校選抜チームを、一緒に応援しましょう!!
「頑張るときはいつも今」
大会実行委員GENGO