友の旅立ち。
ボクはもう10年以上、ドイツで暮らしています。
その間には、たくさんの人と出会い、たくさんの人との別れを経験してきました。
特に駐在が非常に多い街であるデュッセルドルフでは、この出会いと別れを頻繁に繰り返しています。
そんなデュッセルドルフのサイクルよりももしかしたら早いかもしれないのが、サッカー選手たちとの出会いと別れ。
早ければ半年でチームを移籍してしまうこともあり得るこの世界ですから。
同じ日本人でありながら、同じように外国人の中で必死に戦い、切磋琢磨をしているサッカー選手たち。
ボクもアマチュアだったとは言え、少なからずそういった選手たちの気持ちはわかるつもりです。
出会いと別れがあるのは仕方ありませんが、それでもやはり仲間が近くからいなくなるのは寂しいものですよね。
年齢こそ5つほど下ですが、本当にいろいろな話をし、いろいろな相談に乗り、お互いの愚痴を言い合い、励ましあってきた友が、日本に帰国することになりました。
ボクも日本出張前のバタバタの中ではありましたが、それでも彼に直接会って、労をねぎらってあげたかったので、会いに行ってきました。
でもまぁこのご時世、日本とドイツなんて、その気になればすぐに行ったり来たりできます。
インターネットの普及のおかげで、何の不自由もなく連絡を取り合うことができますから、そんなに悲しみは無いですが。
それでも新しいステップを踏む友を激励してきました。
新しい次の環境でも、あまり余るほどの幸せが訪れますように。
長い間お疲れ様でした。
これからも頑張れよ、タッピー。
また近いうちどこかで会いましょう。
「頑張るときはいつも今」