また新しい知識。
静岡から来独中の指導者研修対応が続いています。
ユースアカデミーのフィロソフィーを話してもらったり、地域のトレセン(こちらではシュトゥッツプンクトと言う)の担当に話を聞きに行ったり。
ボクにとっても新しい知識がじゃんじゃん入ってきます。
不明確だったことへの疑問も晴れたりと、なんだかこっちも一緒に研修している気分。
ボクでそうなんだから、静岡の方々にとってはもっと新鮮で面白いのだろうなと思ってますが。
昨日はU17所属のシンタが通うフォルトゥナの提携校(ドイツサッカー協会認定のエリート学校)へ。
そこでも細かい話を聞き、シンタにも生の声を聞きました。
フォルトゥナは、周りにシャルケやドルトムント、ボルシアMG、レバークーゼン、ケルンといった1部の名門クラブと渡り合わなくてはいけないクラブ。
その多くがCLにも出場するトップクラブですから、フォルトゥナ独自の特性を持ちながら挑まなくてはいけないのも事実。
それでも最近は、育成で徐々に結果も出始めているのは、その努力が実り始めている証拠です。
この日の夕方には、リョウヤが所属するU19の練習も見学。
並行してU18の練習も見て、そのあとで監督を招いての夕食会も。
指導者ならではの多くの質問にも、しっかりと答えてもらいました。
ボクはマネージメントを専門としているので、細かい指導実践やトレーニングメソッドの知識はそんなに持っていません。
でも改めてドイツという国が、まぐれではなく、計画されて強くなり、W杯で優勝したのだと確信出来ています。
図らずもこの国にいて、こうやって需要が生まれるようになったことをとても嬉しく思うと共に、日々勉強が必要だと感じる機会にもなっています。
結局、ドイツ式が正しいとか日本式が間違っているなんてことは、絶対言えません。
でも、ドイツも悩んで苦しんで、本気で導き出した大きな結果です。
日本サッカー界も、難しいことはあるとは思いますが、本気でここで舵を切ってほしいですね。
4年後には東京オリンピック。
正直、世界のサッカー強国の多くはあまり重要視していない部分はあります。
でもそんなの関係ないですし、逆に言うとチャンスですから。
今回のリオだって、ドイツvsブラジルとなったことで最終的には注目を集めましたしね。
2020年から逆算したら、4年じゃ本当は足りません。
でも、今からでも遅くはないですからね。
日本サッカーの発展に少しでも貢献できるよう、引き続きボクは、知識や経験、ネットワークを蓄積していきますよ^^
それはそうと、今夜、いよいよブンデスリーガ1部の開幕です。
待ち遠しかったあの日々が帰ってきます。
また週末はサッカー見てばっかりになっちゃいそうですが。
また熱いシーズンの到来です。
皆さんも是非、ドイツにサッカーを見にいらっしゃってくださいね。
やみつき間違いーなし!
では、フライデーナイトも楽しんでください。
良い週末を。
「頑張るときはいつも今」