ニホンを想ふ。
昨日、地元紙から電話でのインタビュー取材がありました。
2013年に取り上げられてた記事の続編として、今のボクのフォルトゥナでの様子を聞かれましたが。
↓当時の新聞記事
一方で、このデュッセルドルフにいる日本人についてもいろいろ聞かれました。
デュッセルドルフには約7000-8000人の日本人がいて、これはヨーロッパではロンドン、パリに次ぐもの。
でもこの2つのビッグシーティに比べると、デュッセルドルフは約60万人の中堅都市。
そこにそれだけの日本人がいて、尚且つ、300社以上の日系企業がいるのですから、やはりここはヨーロッパの中でも特別なところです。
これは、語学ができない日本人にとってはありがたいこと。
レストランもカフェも、ホテルも食材店も、クリーニングも本屋も全部日本語で大丈夫ですから。
ラーメン屋なんて5-6店舗あるし、どこも美味しいですからね。
でもこれだけ完璧な環境は、言葉を覚えるには大きな弊害になります。
せっかく外国に住んでいるのに、デュッセルドルフの日本人はドイツ語ができないことで有名です。
それどころか、駐在の奥さんや子供は、英語すらできないことが多いわけで。
それが、ドイツ人サイドから見るとすごく興味深いんだそう。
日本人がデュッセルドルフでの生活をどういう風に感じているのか、どう考えているのかってことを根掘り葉掘り聞かれましたから。
何がなくて不便?
何があったら嬉しい?
そんな質問には、コンビニと温泉(スーパー銭湯)って答えておきました^^
ボクはもう12年ドイツにいるし、全てにおいて慣れちゃってるから、普段はあまり意識しないことだけど。
やはり、改めて比較することで、日本の凄さを感じるわけですよね。
ちなみにヨーロッパ人の友人が日本に旅行に行ったら、ほぼ100%の確率で、みんな満足して帰って来てくれます。
あんなに綺麗な国はない
みんな優しいし、ご飯は美味しいし、素晴らしい国だ
そういう言葉をもらいたびに誇らしくなります。
ちょうど今また、今年の夏に日本旅行を計画している元同僚に相談を受けていますが、
東京だったら浅草寺、スカイツリー、東京タワー、渋谷のスクランブル交差点だ
マウントフジ(富士山)は絶対見に行くべき
名古屋城や大阪城、姫路城もいいぞ
京都はお寺回りをすべき
広島に行って原爆ドームと厳島神社に行っておいで
そのためにはジャパンレールパスを買って行くといい
なーんてことを伝えています。
本当は東北に行って欲しいなぁ、とか、
夏なら北海道もいいのになぁ、とか、
金沢もいいのになぁ、とか、
思い切って九州や沖縄に行って欲しいなぁ、とか。
思うところはいっぱいあるんだけど、まあ限られた期間ですからね。
と、そうやって日本を想像して、また日本の素晴らしさを感じたり。
いつまでたってもやはりボクは日本人で、そして日本が大好きです。
日本人でよかったと、日本を出て感じれる。
それが今回の取材や友達からの相談で改めて感じたことですね。
まあ、とは言いつつ、ヨーロッパライフも、すごく気に入ってますが^^
もっともっと満足できる自分になるために。
立ち止まることなく、しっかり進んでいきマッス!
「頑張るときはいつも今」