八千代高校サッカー部ドイツオランダ遠征4日目。
4日目を迎えた八千代高校の選手たち。
午前中は室内トレーニング場で汗を流します。
そしてこの遠征の2試合目に向けてバスに乗り込み、この日はオランダのロッテルダムに向けて出発。
この日の相手はスパルタ・ロッテルダムU17/U19チーム。
トップチームも1部リーグに所属している立派なプロクラブですが、オランダ国内でも特に育成に定評があるのも特徴的なクラブ。
そして今回なんと、わざわざ日本から来たのならということで、特別にこのテストマッチをスタジアムでやらせてくれるという嬉しいサプライズも。
実はこのクラブのトップチームでは、ボクの大学時代の同期、相良がフィジカルコーチ/コンディショナルコーチとして働いているんです。
そんな関係もあって、今回のマッチメークを実現させてもらえたのですが。
何れにしても、高校生の彼らにとっては、こんなに貴重な経験はないですよね。
オランダトップリーグが使っているスタジアムでプレーできるのですから。
相手はかなりタイトなスケジュールの中で、それでもしっかりと胸を貸してくれました。
オランダ特有の4-3-3ながら、しっかりとディフェンスもサボらない。
それでいて、とんでもない快速の選手が2-3人いて。
日本じゃ大学生相手でもあんなスピードの選手はいないって選手に、恐ろしい速さでカウンター攻撃をされて。
結局試合は3失点し、0-3でタイムアップ。
あとで選手たちに聞いたのですが、オランダ人たちのスピードには度肝を抜かれたとのこと。
でもそれを経験できたからこそ、日本に帰ったときに、ちょっとくらい足が速い選手がいても、度肝を抜かれることはもう、ないでしょうからね。
とにかく世界は広いと感じた一戦だったのではないでしょうか。
ここからきっと近い将来トップチームで活躍する選手も出てくるんでしょうね。
八千代のメンバーも、この悔しさをバネに、明日の試合へ向かって欲しいと思います。
ちなみにここでもオランダ人の素晴らしいおもてなしに触れることに。
彼らはゲストなのだから、と帰りにはパスタサラダをテイクアウトにして全員に持たせてくれました。
これがとっても美味しくて、選手たちには大好評だったことは、言うまでもありませんが。
スタジアムでプレーさせてくれて、食事までサービスしてくれるなんて。
この遠征では、サッカーで繋がる縁と、そして人の温かさも感じることができていますね。
これを当たり前とは思わず、当事者である選手たちにも、きちんと事実を伝えています。
そうすることで、感謝の気持ちをより大きく持ってもらえればいいなと思います。
ロッテルダムもまた、いい思い出になったのではないでしょうか。
とにかく皆さん、今日もお疲れ様でした。
SETAGSチーム