後半戦開幕戦で勝ち点3!
ワクワクがいきなり大興奮につながりました。
フォルトゥナの後期開幕戦の初戦はアウェーでのアウグスブルク戦。
試合は先制し、追いつかれ、試合終了間際のゴールで劇的勝利となりまして。
写真:フォルトゥナHPより
宇佐美選手もスタメン出場し、先制点の起点になるプレーを見せるなど、さすがのパフォーマンス。
アウグスブルクは宇佐美選手の本来の所属クラブであり、フォルトゥナにはレンタルで加入しているという関係です。
アウグスブルクではなかなかチャンスを得られなかった宇佐美選手にとっては、こうやってしっかりと成長した姿を見せれたのは嬉しかったのではないかと思います。
そしてこの1勝が持つ意味は、普通の1勝よりも大きいんです。
アウグスブルクは15位(勝ち点15点)で、フォルトゥナが14位(勝ち点18点)だったということもあり、結果次第では得失点差で抜かれる可能性もあった試合。
逆に勝つと差が6点に開くということになるわけだったんです。
つまり、ただの勝ち点3点ではなく、2倍分の意味があったというわけです。
俗に言う“6点マッチ”と言うやつだったということ。
おまけに16位シュツットガルト、17位ハノーファーも敗れたため、15位のアウグスブルクも含めて、残留争いのライバルチームと少し差を広げることができたという意味でも、とにかく大きな1勝でした。
年末に3連勝してウィンターブレイクに入っていただけに、連勝を4に伸ばせたことも大きな意味がありました。
12月初めまでは3か月半で獲得勝ち点9点で最下位に沈んでいただけに、そこからの4連勝で勝ち点12点を積み重ねられたなんて、本当にすごいことです。
いずれにしても、選手たちが自信をつけれる結果になってよかったです。
来週再来週と、金満クラブである上位クラブ(ライプチヒ、ホッフェンハイム)との対戦が控えており、現実的に考えてもかなり厳しい戦いが予想されるだけに、このアウグスブルク戦で勝利して弾みをつけられたのは本当に有難いこと。
とにかくボクたちは昇格クラブ。
今シーズンの目標は1部リーグ残留、それ以外ありません。
1試合1試合、勝ち点を1点でも多く獲得するために全力を尽くす。
それは選手たちだけでなく、我々クラブスタッフも同じ気持ちです。
ちなみに後期はホーム8試合のうち、4試合が日本人対決。
ニュルンベルク(久保選手)戦、フランクフルト(長谷部選手)戦、ブレーメン(大迫選手)戦、ハノーファー(浅野選手、原口選手)戦となります。
これに加えて、バイエルン戦とダービーでもあるボルシアMG戦があるので、とにかく楽しみな対戦カードだらけです。
デュッセルドルフ近郊の方には少しでも多く応援に来ていただきたいと思いますし、日本からもお越しいただく機会があれば是非来ていただきたいですね。
1部リーグで奮闘するフォルトゥナの試合、是非ともスタジアム観戦してほしいです。
ボクのような存在がいることで、海外クラブでも身近に感じてもらうことができると思いますし、中の人間がどんな思いで仕事をしながらチームを支えているか知っていただければ、また試合観戦にも深みが出て面白いかもしれませんよ。
ということで、来週はライプチヒ戦ですが、5連勝目指して頑張ります。
ドルトムントにも勝ってるんだし、自信を持って戦ってもらいます。
それでは。
「頑張るときはいつも今」