映画 『 ラ・ラ・ランド 』感想
週末に
思わぬカタチで 尾てい骨 付近をしこたま
打ちつけてしまい
座る、寝る、気張るの
全てに恐ろしい痛みを伴う生活を強いられてる
真っ只中の40歳春。
尻尾のようなこの骨は一体なんなの？
これは打ち身なのか？骨折なのか？
果たして、完治はするのか？
尻尾てすごく大事なのな。
今ならドラゴンボールの孫悟空の気持ちが分かる。
そんな不安しかないコンディションのなか
オレは大人しく長時間
座って映画を見ることが出来るのか？
自分への飽くなき挑戦をテーマに
今年最初の話題作、
映画『ラ・ラ・ランド』を見る。
とにかくだな、主演男優の
ライアン・ゴズリングに尽きる！
アカデミー賞では主演女優賞にエマ・ストーンが輝いた訳やが
ライアンも彼女同様にしっかり踊って、演技して
更に彼は映画前編においてJazzピアニストとして全ての演奏をこなした上で、
ウェッティな髪型まで似合ってる。
それなのに！
彼は残念ながら主演男優賞を逃してしまった。
なんとも この映画で演じたセバスチャンさながらの 人生の哀歓を共にしたような 彼に胸打たれのな。
「男の恋はフォルダー保存、女の恋は上書き保存」。
ラストシーンでの彼の表情が頭から離れない。
思ってたより、渋い映画でした。
尻尾が痛い。
仙石幸一
