安田理大 OFFICIAL BLOG

Michihiro Yasuda [soccer player]

Albirex Niigata / DF / 3
Birthday : 1987/12/20
Hometown : Osaka Japan

2008/07/05

柏の悲劇。

本日2回目の更新。

 

タイトルにもなっていますが、今日の17時半くらいに柏のホテルで悲劇が起きたのです。

今日はいつもより早く16時半くらいに柏のホテルに着きました。

食事の時間は18時半。

いつもより少し時間があったので、一人の時間をGReeeeNの新しいアルバムをBGMにTVを見て過ごしていました。

しかし大阪からの移動で疲れていたのでしょう。

俺はいつの間にか眠りについていたのです。

 

 

短時間の睡眠ではあったのだが、まさかこの睡眠がこの後悲劇を起こすとは・・・。

 

 

 

 

 

 

眠りについてから何分たっただろう。

やけに暑いと思い、目を覚ました俺は、枕元に置いてある携帯で時間を見るために寝返りを打とうとした。

しかし体が重かったので、だいたいの感覚で携帯をつかむことにした。

そして携帯に手を伸ばそうとしたときだった・・・。

 

 

 

 

俺の体に異変が起きた。

体は締め付けられ、締め付けられ、締め付けられ・・・身動きがとれない俺。

苦しい。

布団の重圧が体を押しつぶす。

全身をびっしょりと嫌な汗が覆う。

体を動かそうとしても動かない。

これが噂の金縛りか。

 

しばらくの間金縛りは続いた。

去年このホテルで倉田秋が「猫の霊を見た。」という話を思い出した。

このホテルはやっぱり何かにとりつかれている。

そう思った。

しかし、この金縛りにずっと襲われているのもまずい。

このままだと18時半の食事の時間に間に合わない。

そう思った俺は、10秒間抵抗せずに力を貯め、一気に力を出して起き上がろうという作戦を実行することにした。

10秒、たったの10秒だが、金縛りから脱出することだけを考え集中したのですごく長く感じた。

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・・

 

 

 

 

 

バサッ!!

 

 

今まで身動きが取れなかったのは何だったのだろう。

俺の体はいつも通りの俺の体に戻っていた。

今まで苦しんでいたのが嘘のようだった。

ベッドに座り、さっきのは何だったのかを考えてみた。

分からない。

汗でびっしょりの服を脱ぎ捨て、カルピスで喉を潤した。

そして一度トイレに行き、トイレから帰ってきたときだった。

俺は衝撃的な事実を目の当たりにした。

こ、こ・・・こいつが原因だったのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

おれの目の前にはホテル特有のベッドの姿があった。

掛け布団の端がダブルクッションのベッドのクッションとクッションの間にびっしりと入れられている。

・・・どうりで身動きがとれないはずだ。

普段なら寝る前に全部はがしてから寝るのだが、いつの間にか寝ていた俺はその作業をしていなっかたのだ。

こんなことで俺は苦しめられていたのか。

急に恥ずかしくなり、情けなくなった。

そして、こんなことに気付かず苦しんでいた自分を想像すると、アホすぎて悲しくなったきた。

悲しくなったきた。

そうか・・・、確かにこれは柏の悲劇だ。

 

 

 

 

 

 

PS  皆さんもホテルで寝るときは一度掛け布団を全部はがしてから寝て下さい。そして何より、何故ホテルのベッドは掛け布団をダブルクッションのクッションとクッションの間にびっしりと入れるのか教えて下さい。