ゼロかマックスか、その男・・・ゼロックス。
こんばんは。
今日は写真を見て分かるように、21日にあったフジゼロックススーパーカップの記者会見のことを書きます。
ガンバ代表として行ったわけですが、対する鹿島代表は日本代表でも活躍する興梠慎三くん。
去年のゼロックスでは先制点を決められているし、Jリーグでもゴールを決められたガンバに対してすごく勝負強いFW。
一旦話が飛びます。
ブログなかなか更新できてなくてごめんなさい。。
話を戻し、そんな素晴らしい選手が記者会見に来て、更にJリーグ王者、去年のゼロックスで完封された鹿島にどう立ち向かうか?
そう考えた俺は、記者会見から持ち前のアグレッシブさで先制パンチを食らわすことを考え東京に向かった。
東京のJFAハウスに着き、まず鬼武チェアマンに挨拶をしに行った。
すると鬼武チェアマンから「楽しく記者会見を盛り上げて欲しい。」と言われた。
そしてある人からは「記者会見を制した者が勝負を制す。」という言葉もかけられた。
この2つの言葉が俺に火を付けた。
記者会見が始まると、慎三くんの次に俺がゼロックスに対しての意気込みを語ることになった。
まずは慎三くんのコメントを聞いてから何を言うか考えようと思った。
そして聞いていると、俺の計算より短く20秒くらいで慎三くんのコメントが終わった。
俺は5分くらい喋ろうと思っていたのに・・・してやられた。
そして「強き者は多くを語らず。」なのか!?と思った。
まずここで俺のプランが一つ崩れた。
俺は結局やや盛り上げくらいで終わった。
次に、慎三くんと俺がお互いの印象を答えるという質問がきた。
そして次は俺から答えることになった。
これはチャンス、ここがキーポイントと思った俺は言った。
「宮崎の田舎から出てきた先輩ですが、凄く尊敬できる優れたFW。これは、どげんかせんといかんですね。」
会場が笑いに包まれ、和んだ。
気持ち良かった。
お笑い芸人の気持ちが少し分かったような気がした。
そして慎三くんの番。
俺とは違った真面目な答えだった。
何か記者会見にはとりあえず勝ったような気がした。
記者会見が終わった後、慎三くんと少し話をしたら「あの質問の答える順番が変わったのがダメだった。。」と言って凹んでいるように見えた。
俺は完全に自分が勝ったと悟った。
清々しい気分でJFAハウスを後にした。
そして新大阪行きの新幹線に乗りながら記者会見を振り返った。
そこでよく考えた。
よくよく考えた。
すると、記者会見で笑いは取ったけど、俺だけ調子のってるみたいに映ったのではないか。
俺だけ格闘技の試合前の記者会見と勘違いしてる風に映ったのではないか。
宮崎の田舎と言ったことで、宮崎の人や田舎に住んでる人に「コイツ調子のってる。」と思われたのではないか。
そう考えてるうちに、さっき記者会見での勝ちを悟ったはずなのに、果たして記者会見は勝負なのか?と思えてきた。
そして結論に至った。
試合で勝負、つけるんやん!!
当たり前のことを当たり前に思う。
それにそこでやっと気付いた田舎をこよなく愛する俺。
Jリーグ3連覇を成し遂げた鹿島。
「強い。」
そんな言葉をイメージさせる鹿島に絶対勝ちたいと思う。
ゼロックスで鹿島と対戦。
それが決まったときからすでに勝負は始まってると思うが、結果負けては意味がない。
今シーズン1つ目のタイトル。
ぜっタイトル。
調子ノリノリの実の能力を発揮しました。
試合でもアグレッシブさを見せたいと思います。
調子ノリ世代、調子ノリ特攻隊長。Michel。