何もかもやはり、戦いだ。
1月12日、今日の午前中はリカバリートレーニング。
そして午後はフリー・・・
かと思っていたらチーム全員で出掛けることに。
「ランニングシューズを持って来い。」という指示が出て、嫌な予感を感じながらバスに乗り込み、バスに揺られること30分。
着いたのは山の中。
何が始まるんだと思い、待っていると・・・
「迷彩のつなぎに着替えろ。」という指示。
昨日の敗戦のペナルティーでよっぽど厳しい練習をするのか、さもなければ戦争でも始めるのかと思っていると・・・
まさか、まさかの、カラーボールがたくさん入ったライフル銃を渡される。
そして・・・
「今から赤チームと緑チームに分かれてサバイバルゲームをする。」と告げられる。
俺には赤のバンダナ、ゴム手袋、そして防弾のヘッドマスクが渡された。
それを装着し、木やドラム缶やタイヤが無数に散りばめられた、ネットで覆われたバトルフィールドに誘導される。
赤チームと緑チームがそれぞれ両端に配置する。
ピーッ!!
ホイッスルと同時にみんながそれぞれ、息を殺し、隠れながらゆっくりと相手チームに近付いて行く。
パンパンパーン。
相手チームが少しでも見えると銃弾が飛び交い、山の中に銃声が鳴り響く。
カラーボールが体に少しでも当たると、カラーボールが弾け、中の液体が飛散し、服に色が付く。
赤チームと緑チームの何人かが被弾し、銃を手から離し、両手を上に挙げながらバトルフィールドを後にしていく。
俺自身も何人かに銃弾を当て、必死に我が身を守る。
そして・・・
ピーッ!!
サバイバルゲーム終了の笛。
「全員非難テントに集まれ。」という指示が出て集合する。
銃を回収され、座ると・・・
「赤チームの勝利!!」と言われ、赤チームのみんなが雄叫びをあげる。
喜ぶのも束の間、2回戦突入の笛がなる。
みんなそれぞれが一斉に物陰に隠れ、また相手を探す。
俺は相手の最前線にまで何とか到達する。
しかし・・・
遠くにいた相手スナイパーの銃弾が右手首に当たり、カラーボールが弾ける。
俺は銃を離し、両手を上に挙げ、バトルフィールドを後にする。
これが実戦ならば・・・何と恐ろしいことなのか。
2回戦終了の笛が鳴るまで非難テントで待機。
そして・・・
ピーッ!!
2回戦終了の笛が鳴り、みんなが非難テントに集まる。
「・・・緑チームの勝利!!」
今度は緑チームが雄叫びをあげる。
その戦いが3回戦、4回戦と続いた。
結果、俺のいる赤チームは1勝3敗で負けてしまった。。
服を着替え、またバスに揺られながらホテルへ帰る。
ホテルへ帰るバスの中で、ふと思う。
これは何だったんだ!?
結局全てが謎なまま一日が終わっていくのであった。
おわり。
ディジャンニ・ババンギダじゃねぇよ!!
写真の彼は、はるなははるなでもハルナ・ババンギダでした。
約束通り。
ちなみに、午後のサバイバルゲームは監督、スタッフ、選手全員でやりました。
楽しかったから良かったけど・・・フィテッセに加入して初めて戸惑いました。
明日はまた2部練。
今日はディナーに世界3大料理のトルコ料理のケバブを食べたし、また気合い入れて練習します。
NO MORE WAR。Michel。