純粋な笑顔。
ついに11月突入。
ということで、繰り返しになりますが、子どものコーチを退任しました。
最後の練習のあとには、実に50人近くの子どもが集まってくれ、送別会を開いてくれました。
写真もいっぱい取りましたし、サインも書かせてもらいました。
「頑張るときはいつも今」と何度も書きました。
子どもにはまだ意味が理解出来ないかもしれないけど、きっとそれが刷り込まれていって、いつか心に届く日が来ると思います。
思えば昔、女子柔道世界チャンピオンになった山口香さんに「継続は力なり」と書いてあったのを思い出します。
もう20年以上前の色紙に書かれている言葉ですが、どこかで同じ言葉を聞くと、思い出す、そんな言葉です。
オレのモットーがいつか子供たちの心にも届くといいなと思います。
送別会の子どもたちは本当によく笑っていました。
大人になると、いろんな思惑や感情がありますから、だんだん感情を素直に表現する場所がなくなっていきます。
しかし子どもにはそれがない。
楽しいから笑う。
好きだからサッカーする。
そんな単純な感情のみでまっすぐに生きてるんですよね。
オレはきっと、そういう純粋な笑顔にいつも支えられ、励まされてきたんだと思います。
最後に、ひとりひとりのコメント付きのアルバムをもらったのですが、「お仕事頑張ってください」という言葉を多く見かけました。
思えば6年以上続けてきたコーチですが、初めてこうやって子どもたちから“言葉"で応援されたな。
こりゃ頑張らにゃいけませんね。
そして...
「サッカーを始めてよかったです」
この一言がたまらなく嬉しかったです。
きっと多くの子どもたちが同じように感じてくれてると思うのだけど、この一言をチョイスしてくれたことがとてもまっすぐ突き刺さりました。
そして、すでに日本に帰国されている子どもたちの親御さんからも、たくさんのメールやコメントをいただいています。
近況を伝えてくれる方々も多く、“GENチルドレン"たちが元気にサッカーをしてくれていることが知れて嬉しいですね。
とにかくここでの経験はすべてオレの宝物です。
これで疎遠にならず、時間があったら顔を出しに行こうと思います。
最後に子どもたちの純粋な笑顔を。
いい笑顔がいっぱいです。
元気が欲しいときはこれを見よう。
「頑張るときはいつも今」
GENGO